ブログコンテンツを早く書く方法:1時間で2,000字、2〜3時間で5,000字前後のコンテンツ制作
ここ積極的な発信を再開しています。noteも三日連続になりました。
今日から公式ブログの記事の執筆にもとりかかっています。(公開は数日後かな)
noteは2,000字弱くらいのコンテンツですが、ブログ記事のほうは最低でも25,000字くらいになりそうです。さて…
誰もがより多くのコンテンツを作成し、SEOで質の高いアクセスを誘導し、より多くのコンバージョン(成約)を生み出したいと思っていることでしょう。
私は2006年からずっとWeb上でコンテンツを書いています。タイピングは遅く自己流ですが、おそらく一般的なブロガーよりは執筆スピードは早いほうだと思います。書く内容さえ決まっていれば、2,000字くらいのコンテンツなら、1時間もあれば書き上げられます。
世界的なインフルエンサー、コンテンツマーケティングの権威である、Neil Patel氏のブログは平均2300語。日本語で5000字とちょっとですね。それをだいたい2〜3時間で書いている(調査、執筆、編集、投稿までのプロセス全体の時間として)とのことです。
長文コンテンツが有利であることは先日述べた通り。と、いうことはコンテンツの執筆スピードが早いほど、ブログ運営、サイト運営の成果にもつながりやすいはずです。
それでは、どうすれば、1時間で2,000字、2〜3時間で5,000字前後のコンテンツを書き上げることができるのでしょうか?
私の経験を踏まえてお伝えして参ります。
落合が考えるコンテンツ制作スピード向上6つのコツ
Googleは深堀りされた詳細なコンテンツを高品質と判断し、上位表示させる傾向にあります。
それについてはこの記事で詳しく述べました。
【ブログの長文コンテンツは検索エンジンに評価されやすいのか?問題について】
ブログで成功したいと考えるのであれば、
Googleで1ページ目に表示させたいと考えるのであれば、
最低でも5,000字前後のコンテンツはつくりたいところです。
また、現在のSEOを考えると最低でも1週間に1度くらいは更新しておきたいところ。コンテンツ制作スピードは早いに越したことはありません。
今回はコンテンツの制作スピードが上がる、落合流のちょっとしたコツをお伝えしましょう。
本、動画、音声、新聞、論文… 隙間時間に徹底的にインプットする
パソコンに向かって、「さぁ今日は何を書こう?」こうなってしまうと、悩みに悩み時間を無駄にしてしまいます。
ネタ探しの為にネットサーフィンが始まってしまったり、本棚からネタになりそうな本を探したり… 気がついたらYouTubeを観ながら「明日からにしよう…」となってしまいがちです。
しかしながら、日頃から大量のインプットを行なっていると、「伝えたい!発信したい!」という欲求が高まり、ネタに困るようなことは極めて少なくなるでしょう。
大量インプットの為に隙間時間を利用しましょう。
私も、タクシーや電車、徒歩での移動時間、トイレ中、筋トレ中、コンビニ弁当を温めている時間、歯磨き中、寝る前のベッドの中等々、ほぼ全ての隙間時間でインプットは行っています。
スマホ(iPhone)とワイヤレスイヤホンは必須アイテムです。
24時間365日メモする、メモをコンテンツの素材として活用する
私はメモ魔です。朝から晩まで、気がついた事、突然思い浮かんだこと、あらゆることをメモしています。ふとアイデアや文章が浮かんだ時は、Google Keepに即メモします。
Google Keepの中身はグチャグチャです。整理などしていません。余計なことは何も考えず、とにかくメモしていきます。
Google Keepの中身は整理されていなくても、後でいくらでも検索可能です。思考の冷凍庫みたいなものです。その日、ブログに書くテーマが決まったら、それに関連するキーワードをGoogle Keepで検索しましょう。
使える文章があれば、そのままブログエディタに貼り付け。イチから文章を考えるよりも、遥かにスピードは向上します。
また私の場合、常にメモをしていることでもうひとつの効能があり、「メモしているから忘れてもいいんだ!」と、考えられるようになったことで、ストレスが激減しました。
エビデンスとなる素材を用意する・収集する
高品質な記事にはエビデンスが必須です。個人の感想のみが書かれたコンテンツだけでは信頼を得るのは難しいでしょう。可能な限りエビデンスを添付したいところです。
常日頃から「あっこのデータ使えそう!」、「この資料は面白いな!」と興味のあるデータや資料を用意しておくと、執筆時のスピードに寄与します。また、エビデンスとなるデータを採掘できるサイトを普段からいくつか把握しておくと良いでしょう。
総務省が運営している「政府統計の総合窓口(e-Stat)」などが便利です。
「政府統計の総合窓口(e-Stat)」は、各府省が公表する統計データを一つにまとめ、統計データの検索をはじめとした、さまざまな機能を備えた政府統計のポータルサイトです。国勢調査、その他から集計されたさまざまなデータを閲覧できます。
Googleカレンダーにコンテンツ計画(編集計画)を落とし込む
あなたはコンテンツ計画をスケジュールに落とし込んでいますか?
Content Marketing Instituteによると、B2Cのコンテンツマーケッターのうち、コンテンツ計画のスケジュールを組み、文書化している人はわずか27%しかいないそうです。
学生が短期間に大量の知識を詰め込むことが可能な理由は「時間割」が存在しているからです。学校に「時間割」が存在せず、「今日はなんの授業をしようか?」といった調子の学校では、間違いなく学習効率が落ちることでしょう。
Googleカレンダーを使って、コンテンツ計画をスケジュールに落とし込みましょう。先程述べたGoogle Keepとも同期できるので大変便利です。スマホからも、パソコンからも、いつでも確認すること可能になり、締め切りの概念も生まれる為、無駄な時間を消費しないで済みます。
最初にタイトルと見出しを用意する
マーケティングにおいてヘッドラインは常に非常に重要な役割を果たしてきました。ブログコンテンツも同様です。あなたのコンテンツへのトラフィックは見出しの力によって異なります。
残念ながら、多くの人は、見出しが適切に最適化されていないため、結果を生み出せず、目標を達成するために実際に必要な数よりも多くのコンテンツを作成することになります。(またはリライトが必要になります。)
最初にタイトルと見出しを作りましょう。そして、見出しづくりには最も時間をかけましょう。タイトルと見出しができれば、7、8割の仕事はおわっています。ブログコンテンツ制作で最も集中すべきはココなのです。
タイトルと見出しというアウトラインが固まれば、無駄な文章を書いてしまったり、横道に外れてしまうことも無くなり、自然に執筆スピードは向上していきます。
満足いくまで完成していないコンテンツでも、先に公開してしまう
Googleは高品質なコンテンツを望みます。
ブロガーさんからは、一度書き切ったコンテンツでも気になる部分の修正を繰り返し、なかなか公開できないという悩みもよく聞きます。
そんな時は「えいやっ!」で公開です。
紙のコンテンツと異なり、ブログコンテンツはいつでも修正可能です。最初は読者やGoogleから良い評価を得られなかったとしても、少しずつ修正していけば良いのです。
ブロガーは立派なクリエイターです
いろいろ申し上げましたが、上記内容を日常的に行うトレーニングは必要です。よく言われている、ブログ筋を鍛えるトレーニングですね。
インプットやメモなど、慣れるまではは大変な作業に感じるかもしれませんが、数日やってみると、なんの苦もない状態に近づいていきます。それどころかコンテンツ制作を楽しめるようになっていくことでしょう。
スピード感を持って、次から次へと自分のコンテンツを公開していくのは快感です。その上、読者からのいいね!やコメントといったエンゲージメントを獲得できれば、最高の喜びを感じられます。承認欲求が存分に満たされます。収益ブログなら尚更のことです。
ここ最近、ブロガーはGoogleの言う「高品質なコンテンツ」に悩まされてきました。
私はブログコンテンツも芸術作品だと考えています。私の作品は「芸術」に届いていないかもしれませんが、そこを目指していくべきなのだろうという意識は存在します。感覚的には絵画や書道のようにコンテンツを制作しているような気がします。
「急がなくては!だけどこだわりは持ちたい!」
そんな想いを持ちながらコンテンツ制作を行うのは、クリエイターとして実に健康な思考なのではないでしょうか。