【ブレスオブザワイルド】全15の馬宿をレビューしてみた
ブレスオブザワイルドの世界にある15の馬宿。
それぞれの特徴などをまとめて個人的な感想を添えてみました。
各馬宿の場所はこのあたりを参考にどうぞ ▼
参考:【ブレスオブザワイルド】馬宿一覧【ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド】
宿屋のレビューはこちら。
双子馬宿
恐らく多くの人が初めに出会う馬宿ですね。
草原の緑がきれいで、馬宿から聞こえる曲も牧歌的で、魔物も近づいてくる様子はないし、ここはサンクチュアリなんだととても安心しました。
料理鍋のそばにちょっとした物資。
掛けられている布がかわいい。
ヤギも飼われています。
馬宿では売ってないけどヤギのミルクをとって生活してるんだろうな。
そしてこの広がる草原と遺跡。
馬も捕まえられるし朽ちたガーディアンからネジとかも拾える!
とワクワクしていたのも束の間、突如生きてるガーディアンにロックオンされてトラウマになった人は多いのではないでしょうか。
ガーディアン怖すぎて序盤はなるべく馬宿から離れないようにしていました。
レイクサイド馬宿
馬宿の中でもかなり特徴的な立地の馬宿です。
熱帯雨林のような、アマゾンのような、ジャングルのような場所にあります。
湿度がめっちゃ高そう。
特徴としては、敷地内に遺跡の一部が見られることです。
遠い昔の文明を感じますよね。
世界遺産に指定されてもいいくらい貴重な馬宿ではないでしょうか。
ちなみに私はブレスオブザワイルド以外のゼルダシリーズは未プレイなので、そのあたりの考察がからっきしなのですが、ここはこのシリーズのこの場所だよ、というのがもしありましたら教えてください。
高原の馬宿
馬宿の前に広がる広々とした敷地が特徴の高原の馬宿。
馬宿の裏ではハテノウシ(と右側にヤギも)を半放牧させています。のびのび。
一番の特徴は、馬を走らせるコースがあることですね。
タイムアタックのミニゲーム「馬障害物競走」ができますが、なかなか思うように走れなくて私はかなりやり直しました。馬ちゃんとの意思疎通が難しい。
だだっぴろい土地が開放的な、よい馬宿です。
ゲルドキャニオン馬宿
名前通り、谷にある馬宿です。
ゲルドの赤土のため写真を撮ると画面がすごく茶色い。
個人的にイチオシなのがこの馬宿のライト! むっちゃかわいい……
他のとこだとただの火が点けられているだけですが、このひと手間の装飾が素敵。
装飾にこだわるゲルド人の影響があるのでしょうか。
しかしここの馬宿、なんといっても敷地が狭い。
他の馬宿はバックヤード的なスペースに牛が放牧してあったり備品や馬車を置いてあったりするのですが、ゲルドキャニオン馬宿の裏はすぐ壁。
まあ広いからといって何をするわけでもなし、背後が守られている分堅牢性が高くてよいかもしれません。
ただ、近くに木がないので薪の調達は大変なのかもと思いました。
あと植物が少なく土っぽい土地なので、土ぼこりが目立ちました。
写真を撮っても、舞い上がる砂のせいでもやっぽい仕上がりになりがちです。
ハイリアのフードをしっかりかぶって出発するのがおすすめ。
タバンタ大橋馬宿
ヴァ・メドーも臨める、タバンタ大橋前にある馬宿です。
ランドマーク的橋の手前にあるなんて、RPGっぽさを強く感じますね。なんかいいぞ。
この木なんの木気になる木がいっぱい。
馬宿標準装備の料理鍋付近。
持っていける物資がいくらかあります。
ヤギはいるけどウシはおらず。
馬宿においてヤギ・ウシ・ヒツジ・コッコが主な家畜だけど、どういう基準で飼われてるんだろう。
リトの馬宿
リトの村からすぐの馬宿です。
街とこんなに近い馬宿って珍しいなというのが第一印象。
大きな特徴としては、薪でしょう。
めちゃめちゃとれます。
すでに切り倒してくれている分の木は、切ればポコンとすぐ薪にできます。
それでも足りない分は、脇の森から調達できます。
ここから先が高地で寒くなるので、薪の安心感は必須ということですね。
ありがたくもらっていきましょう。
雪原の馬宿
唯一雪が積もる地域にある馬宿です。
さすが、火の気が多いです。たき火がいっぱい。
それでもさみぃそうなのでどれだけ厳しい環境かというのが伝わってきますね。
マリッタ馬宿
正直に申し上げてあまり印象が残っていない馬宿です……(ごめん)
全体的に個性がうすめ。
馬1:ロバ2!
馬ちゃんとロバちゃんの飼料になると思われる藁がすごくたくさんある。
マリッタ馬宿は周りを丸く柵と木で囲われており、安全性はなかなか確保できていると言えます。
わんちゃんと存分に戯れてから出発したい所存。
森の馬宿
コログの森近くにある森の馬宿。
広々とした料理スペース。
そしてなんと言っても一番の目玉はこれ。ウッドデッキ!
激推しです。
おしゃれ・かわいい・居心地がいい・ノマドワークもできる。
気候も平均的なので、旅初心者に最初に勧める馬宿はここにしたい。
小鳥のさえずりを聴きながら朝ご飯を食べたり。
木漏れ日の下MacBookカタカタしたり。
月を見上げながらホットココアで温まったり。
旅の途中に立ち寄る宿というか本拠地にしたいくらいおすすめの馬宿です。
ヒガッカレ馬宿
紅葉が美しい地域にあるヒガッカレ馬宿。
名物はまんじゅう。
たまにバッキバキになる。
ちなみに言語設定によって食べ物が変わるとか。
ヒガッカレにはヒツジがいる! かわいい。
そして馬2:ロバ1!
馬宿にはところどころ朽ちた幌馬車があるんですよね……
100年前の大厄災の時に受けたダメージか。
それとも魔物からの襲撃を受けてしまったか。
どちらにせよ、爪痕が残っているのを見ると切なくなりますね。
ミナッカレ馬宿
ヒガッカレ馬宿の南にあるミナッカレ馬宿。
ヒツジの放牧スペースがめちゃめちゃ広い。
コッコスペースもある。
紅葉がきれいなので温泉があれば完璧だと思いました。
山麓の馬宿
デスマウンテンふもとにある山麓の馬宿。
入口と馬宿前にあるかがり火的なアレがRPGっぽい雰囲気が出ていて好きです。
馬2:ロバ1。
あと、山麓の馬宿は物資がやたら多いのが特徴です。
この先のデスマウンテンの山路は厳しいものになるのでありがたいですね。
湿原の馬宿
ラネールの塔の下に広がる大きな湿原の西にある馬宿。
馬宿のすぐ先に流れるハイリア川に癒されます。
と思ったけど馬車沈んどる。
湿原の馬宿、馬車多い。
藁がたくさんとれるのかな。
交易の中心的な馬宿なのかな。
他の馬宿に届けてるのかな。
馬宿って生協みたいな感じなのかな。
公務員みたいな仕事なのかな。
馬の手綱を握る人はこの台に座ると思うんですが、座り方がいまいちわからない……
あの丸いでっぱりの扱いはどうしたら……?
股の間に通して座るにはちょっと幅広いよね?
え、でもそのでっぱりに座るの? 落ちそうだよね?
いや、その上の段に腰掛けて、リンクが立ってるところに足を置く感じ……?
ちょっと正解がわからなすぎて謎が深まりました。
リバーサイド馬宿
こちらも水辺の馬宿。
水辺というか、水の上にあります。
ヤギが離れ小島で飼われています。
小川に架けられた橋がいい感じ。
隣はコッコの小島。
とても癒し。
小島でキャンプしたい。
平原外れの馬宿
こちらが最後の馬宿になるんですが、ハイラル平原の外れにあります。
が、ちょっと今までの馬宿と違う雰囲気。
他の馬宿の比じゃないくらい朽ちてる。
馬車も井戸も風化しているまま放置。
他の一角も同様。
土地も焼け野原みたいになっていて、枯れているのかそういう種類なのか?草も茶色くなっています。
なんとなく、ここの馬宿だけ大厄災の影響が大きく、まだ復興できていないような印象を受けました。
ハイラル城から一番近い馬宿というわけではないのですが(距離で言えば森の馬宿・湿原の馬宿・リバーサイド馬宿の方が近い)、この荒れ果てよう。
馬宿のすぐ東にある闘技場跡地、現在は魔物の巣窟になっていますが、その魔物たちが荒らしていたのでしょうか。
考察は苦手分野なので、有力な情報や「これでは?」という自説をお持ちの方はぜひお知らせください。
馬宿向かいの林では木を切り倒した跡が。
こういう生活感の表現むっちゃ好きです。
とにかく、つらいこともあるかもしれないけど、平原外れの馬宿メンバーには頑張ってほしい。
おまけ:交易について
馬宿前には、馬車の車輪の轍(わだち)がときどき見られます。
普段から馬宿同士・または街との行き来があるんだろうな~と感じさせます。
雨の日、ぬかるんだ土に車輪が埋まりできたような跡で、このリアルさがとても気に入りました。
おまけ:馬宿の名前に統一感がないのはなぜ?
馬宿の名前の法則には
「地名+馬宿」(例:ミナッカレ馬宿)
「土地の分類+の馬宿」(例:雪原の馬宿)
「ランドマーク+馬宿」(例:タバンタ大橋馬宿)
といったパターンがあります。
こういうのってどれかの形で統一されているのがゲームでは一般的なのかなと思っていましたが、辿り着く馬宿の命名規則が毎度バラバラなので違和感がありました。
ところで、以前「戦闘BGMや祠の中のBGMは毎回異なった順番でフレーズが流れている」という記事を読んだことがあります。
参考:ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのサントラを買う人が知らないゼルダBGMの裏側
(この方の記事めっっっちゃめちゃ面白いからぜひ読んでほしい、奥深ーーー( ^ω^ )とひたすら舌を巻きました)
もしかしたらこの馬宿の名前の変化も、あえてリズムをつけて退屈にならないようにするためのスパイスなのかもしれないな~と思ったのでした。