見出し画像

「人に質問できない」20240908

・人に質問できない。相手への興味や好意があって、質問したいんだけど、質問ということへの恐怖がある。

・興味深げな相槌やわかりやすい笑いや表情などで、感情をできるだけ相手に伝えるように努力しているが、質問するということだけは怖い。

・何言ってんだこいつ、そんなことも知らないのか、今言ってたのに聞いてなかったのか、今の聞いといてそんな簡単なことも理解できないのか、全然関係ない話だろ、なんで踏み込んできてるんだそんな関係じゃないだろ、など思われるのが怖すぎて本当に他人に質問できない。

・質問って本当に全部で、自分が知らないことが話題に出てきたときにそれってなんですかって聞くとか、相手のことを知りたくてどんな人なのかがわかる質問するとか、やってる仕事のわからない部分があって確認したいとか。質問したいけど、怖くて、できない。


・インターンに行って緊張故にひたすらに貝になり、その直後ゼミ旅行で好き放題したことも経て自分の中で納得できる経緯を思いついたから、覚書。




・人に質問できない。特に、今回のインターンのときは、むこうが有名なところだったから調べて当然しらないのは失礼みたいな思い込みがあって質問できなかった。

・これ、私が失礼な人間になりたくないと思っているからで 失礼っていうマイナスイメージを持たれてしまった瞬間に終わると思っている。自分から他人に対してのイメージはどんどん変わっていくのに、私につけられるイメージは変わらないと思い込んでいる。


・基本的に私は仕事ができないとかのカスだという(無根拠ゆえに強靭な)自己評価を持っていて、だから必死に取り繕って言葉を尽くして伝えたりまじめにしたり感情をわかりやすく出したりの小手先で印象を良くしようと頑張っているんですが、そのうえで、なにもしらないやつ・失礼なやつ・考えられないアホなどのマイナスな部分がバレてそのイメージを相手に持たれたら、それで終わりだと思ってる。必死に取り繕った部分はそのマイナスイメージだけで全部意味がなくなると思ってる。

・だから人に質問できない 自分を見せられない 自分の意図しないことが起こる可能性を忌避している 会話を忌避する。


・でも、私にとっては、その私のマイナスイメージの重みがめちゃくちゃでかいけど、しかしながら他人からしても同じ重み付けだとは限らない。マイナスイメージを見せても、それまでの努力してきたことを見てくれてる可能性もあるし、その後どう動くかでマイナスイメージをひっくり返せることもある。

・失敗したら終わりだと思ってるんだ なんでだろう…わかんないけどTwitterがでかい気はしますが…


・まあそれはおいといて。だから、質問して失礼な物言いやアホな面を見せたとしても、また挽回できるはずだ、そこで終わりじゃないはずだ、ということ。質問してマイナスイメージつけられてそこで終わりじゃなくて時間は続くし、脱構築で言葉も印象も常に更新されるし、怖がってるものはそこまで強くないぞ、ということを、いま、わかった気がする なんか繋がった 

・脳内イメージはソーセージの肉詰め 脱構築とか哲学とか聞きかじりの知識とかっていう腸に、経験と納得っていう肉がモモモモモって注入されてしっかりした気がした。


・そして重要なのは(ここからあまり肉は詰まってないが)、他人の評価だけで私のあり方は決まらないということ。他者との関わりで私が形成されるという鷲田清一の引用を高校の頃からずっとしてるけど、その関わりを生み出すのは他者と、私で、わたしのかたちはすでにたしかにあるはずで…

・だから えっと 他人から「こいつ失礼なやつだな…」と思われたとて、別に、なにも、ないってこと

・「こいつバカだな…」と評価されてるかもしれないと思って心臓を痛くしたり、「なんにも仕事できないな…遅いな…」って評価をされてるかもと寝れなくなるということがあっても、それは私の中で私が不安になっているだけで…

・私の外側ではそういう評価はそこまで力を持たない、という、可能性がある。(この仮設は私が他者に対して考えるイメージ評価を根拠に考えているから人によって違うだろうけど)


・それで だから わたしは、質問を怖がる必要はなくて、怖がるその理由は自己肯定感の低さと自己評価への固執で他者からの否定(とくに自分が出来ていると考えて自分を守っている部分への否定)を恐れているということで、だから、そんな一言の質問で失望されたとて私は別に変わらないということと

・アホを見せるのはもうやれている そこでちゃんと出来ている だから、大丈夫 わたしはそんなすぐに見捨てられない 他人はそこまで薄情じゃない 他人はそこまで私へのイメージを固定化させない 他人はそこまで否定的じゃない 大丈夫 大丈夫


・ある程度気心知れた人に対しては、この質問への恐怖は最近薄れてきている。アホを見せているのだと自覚があり、それでも付き合ってくれているという安心感による。バカな質問してマイナスイメージつけられてもおそらく見捨てられないのだろう、と、なんとなく思っているんだと思う。ずっと無意識だけど。というか、他人と実際に関わるときにこんな難しい話考えてられないけど。



・インターン中にイベントの手伝いしたとき運営さんから出してもらった弁当


おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?