世界あっちこっちめぐり

この本のタイトルで抜けているのは”ももこの”という言葉です。あまりそのままだと少し抵抗があったので、有名なさくらももこさんの”ももこ”を抜きました。　この本は「non・no] 1996年9月20日号から1997年5月5日号に掲載された内容です。　25年前の書籍ですがビビッドに訪問先のシーンが伝わる内容で楽しく読ませていただきました。雑誌　"non・no"はどちらかというと女性向けの雑誌のようで、読んだことはありませんが書店の店頭で立ち読みされたり女性の購読者が買われているのをたまに見ます。

それはさておきこの集英社発行の雑誌は今なお10代から20代の女性に人気があり連載継続されています。そのnonnoの規格でさくらももこさんに世界巡りをしてもらって訪問先で見たり、経験したり、思ったことをくまなく書いてもらおうという企画でその訪問先でももこさんの感じたことを記されたのがこの本で、世界の旅が仕事とはいえうらやましい限りです。

これは読んで楽しむ本です。同行された方がももこさんのお父さんと夫の3人で、3人が絡んだ世界あっちこっち巡りは読んでいて面白いのと日常の活動が日記のようにその情景が入ってきます。この本では訪問先としてスペイン、イタリア、バリ島、アメリカ西海岸、パリ、オランダ、ハワイへ行かれた時の内容に分かれています。

この本を読んで、少し前まで自分も世界各地を仕事で回らせていただいたもののほとんど日中は工場の現場で、楽しみが空いた時間と夕食の時間に近くの観光地有名スポットに出向いて空いた時間でミニ観光をしたことを思いだします。仕事とはいえ、台湾、韓国、中国、タイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピンインドのアジア圏を中心にドイツ、イギリス、スペイン、フランス、メキシコ、ロシア、に行かせてもらい今はいい思い出となっています。　しかしながら今なおインド、台湾、ベトナム、韓国とは縁が続いており、このつながりを大切にしていきたいと考えています。