ライト兄弟 学習漫画・世界の伝記19
2022年に突入した今、ほぼ37年前の1985年6月30日第一刷発行の集英社版 学習漫画を読む機会を得ました。小学生にぜひ読んでいただきたい伝記漫画シリーズということで資料に基づいて正確に描いた伝記と記載されています。
当時の国立科学博物間 飯野貞雄さんで監修の言葉の中で小学生の読者向けに、人類の夢を実現させるために、ライト兄弟がどんな努力をしたかを学んでほしいと書かれています。
また、解説もあり、年表もあり当時の世界と日本の出来事も併記されており時代確認がわかりやすくなるようになっています。
兄のウイルバーが1867年7インディアナ州、弟のオービルは1871年オハイオ州デートンで生まれました、というくだりから始まります。
単なる成功物語ではなく、彼らが生きていく人生の中でいろいろなことがあり、兄がアイスホッケー部での大けがをしたことで引きこもっていたり、克服して印刷屋を最初は兄弟で始めたり自転車をつくったりしていました。また弟のほうはチフスに羅漢した時に、当時二人が尊敬していたグライダーで初めて空を飛んだリリエンタールが実験中に墜落して亡くなってから、その死をきっかけに大空への夢を再度追いかけていくと展開になっていきます。
その後試行錯誤を繰り返してグライダーでは190メートルの当時の世界記録を打ち立て、動力飛行機の開発に発展していきます。1906年に飛行機がライト兄弟の特許であるということが認められました。1908年には兄ウイルバーがフランスにわたり作った飛行機で1時間以上も大観衆の中で跳び、ヨーロッパの人々を驚かせました。
話はこれ以降も続きますが、ここまでが飛行機を発明したライト兄弟の絶頂期の話となります。
今回の学びとしては大空へのあこがれからその夢の実現まで紆余曲折を経ながらも到達できたことで、どんな困難があってもいろいろな工夫を重ねて夢をあきらめないということで夢を実現できたということになります。
自分も含めてまだ発展途上の方は、ライト兄弟に見習って夢をあきらめずに進んいくことになります。
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