数学のせかい『数学者編』 理系脳をきたえる 森重文さん
今回は科学雑誌 Newton ライト【ニュートンプレス発行(2019年8月30日発行)】から数学の世界を切り開いた発想に触れてみる。から世界の20人と日本の数学者に関して読んだ感じたことを書いたりします。
本誌によると年表では、
古代のタレス(ギリシャ)の『タレスの定理』から始まり、中世のブラフマグプタ(インド)の『ブラフマグプタの定理』
近世のニコロ・タルタリヤ(イタリア)の『3次方程式の解の公式の発明』関孝和(日本)の『行列式の発見』ベルヌーイ(オランダ)の『ベルヌーイの定理』
近代から現代にかけて岡潔(日本)の『多変数複素関数論』ジョン・フォン・ノイマン(ハンガリー)の『ゲーム理論』『コンピュータの原理』、フィールズ賞を受賞した広中平祐『多様体上の特異点の解消』と森重文『ハーツホーン予想の解決』『3次元極小モデル予想の解決』までの55名の数学者の名前が連なっています。(上記以外の方は省略しています)
教科書ではピタゴラス、ユークリッド、アルキメデス、日本であれば関孝和など数学者の名前をご存じかもしれませんね。私も名前だけは知っていましたが、何をした人なのかは、もう覚えていません笑笑
私たちの身近な形で数学が生活の中に入ってきていないかなということで、いろいろ他の資料を調べていたところ森重文さんについての対談話を発見しました。
ほぼ日刊イトイ新聞「はじめてのだいすうきかがく」摩訶不思議に「数学」の世界ほぼ日サイエンスフェロー 早野龍五の“オタク”的な研究社探訪シリーズVOL.4 (2019年9月26日)のゲストとしての対談記事です。
はじめてのだいすうきかがく。 | 森重文 | ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/n/s/hayano_researcher_04
森さんは、小学生の時は普通の学童で、成績はダントツではなかったようですがあるおもしろいきっかけで数学的才能の片鱗が見えてきたそうです。そのきっかけは、塾に通われていた森さんが学習塾の先生が『その問題が解けた人がケーキをもらえるぞ!』という問題をだすと、ふたを開けてみると回答できたのが森さん一人であったようです。一念発起した森さんはケーキをゲットされました。笑笑
それがきっかけで数学はできるとか、数学に対しての自信を感じられたそうです。高校からは昇竜のごときの勢いで数学の世界に入っていかれます。そしてフィールズ賞受賞のテーマ 『ハーツホーン予想の解決、3次元極小モデル予想の解決』に到達されました。
私も数学に親しみがわくことができました。自分が興味を持っているものに継続をしてやっていくことは、良いということがわかりました。いつになっても遅くないので1歩でもやりたいことは動くようにしていきたいと思います。