誰にでも訪れる「死」の瞬間
この前お通夜があって、ある高校時代のことを思い出した。
友人が放った言葉
”お母さんの方がつらいだろうから、僕は決して人前で泣かなかったんだ”
こういう、亡くなった人よりも自分の周りへの気遣いを大切にする言葉は映画でも出会う。
でもね、人って生きるだけが人生ではなくて、亡くなって、最後の服を着て最後の化粧をして、最後にみんなに会う。
弔ってもらって、骨壺に入って、初めて人生が変わる気がする。お線香の煙とともに、天に昇天するの。
バイバイ
だから、まだ終わってない。周りも大事だけど、今は亡くなった”ひと”を大切に思い出して一緒に泣こうよ。と思う。亡くなった人と貴方との絆は代え難いもので、比べるもんじゃない。
どの人も涙をこぼしてもいいと思う。
是非亡くなった「人」への感謝と思い出を馳せてほしい。
私がいなくなる時、
私は、自分も幸せな人生を歩み、周りも少しでも幸せを与えられていたなら
ありがとう。
って言いたいし、言われるような人になりたいと思う。
どんな人生を、これから私は歩むんだろう。
きっと様々な幸せに満ち溢れ、関わった一人ひとりと素敵な思い出がいっぱいいで、みんなありがとうよって言って死ぬと思う。
そんな瞬間は人生で一度だけだろうから、死ぬのが楽しみだ。だって幸せだった最高の思い出に包まれてるんだもの。