NBAのスター選手ハーデン、GMのダリル・モーリーが他チームとの交渉から撤退したことに怒り「嘘つきだ」とモーリーを非難した。

NBAのスター選手、ジェームズ・ハーデンは、アディダスとの契約に基づき、自身のシグネチャーシューズを発表している。その最新作となる『アディダス ハーデン Vol.7 ハロウィン』が、先日中国で開催されたプロモーションイベントで初お披露目されたのだ。

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ハロウィンを意識した斬新なデザイン

このシューズは、10月に迫ったハロウィンをテーマにした特別デザインで、白を基調としたシンプルなカラーに、オレンジ色のカボチャや骨の模様がアクセントとなっている。特に目を引くのは、ヒール部分に大きく描かれたジャック・オー・ランタンで、これはハーデンの愛称である「ビアード」（ひげ）をかたどったものだという。また、つま先にはスケルトンカラーが施されており、暗闇では骨が光るという仕掛けもある。細部までこだわり抜かれたこのシューズは、ハーデンの個性とセンスを感じさせる一足となっている。

トレード問題で揺れるハーデン

一方で、ハーデン自身は現在、所属チームのセブンティシクサーズとの関係が悪化している。今夏にトレードを約束されたにもかかわらず、GMダリル・モーリーが他チームとの交渉を断念したことに対し、「彼は嘘つきだ」「彼のチームではプレイしない」と激怒し、メディアやファンからも批判を浴びている。さらに、元NBA選手のサム・ミッチェルからも「ハーデンの低調なプレイがトレードを難しくさせた」と非難されるなど、この問題はまだ収束の見通しが立っていない。

しかし、そんな騒動の中でも、彼のシグネチャーシューズが注目されることは、彼がNBAで築き上げた実績と人気の証だろう。『アディダス ハーデン Vol.7 ハロウィン』は2023年10月に発売予定であるとのことだ。

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