【超簡単】バランスが大切!絵を飾るときのポイント、コツ。アートやポスターのフレーム、額縁の選び方、その方法を徹底解説。
絵を飾るためのコツとテクニック
お洒落なアートやポスターを自宅のインテリアに取り入れたくても、自分の部屋は狭くて絵を飾るスペースがない…なんて思い込んでいませんか?
今回は、絵を飾るための場所の選びや基本的な考え方、テクニックなどを書かせてもらいます。
フォーカルポイントを意識して飾る場所を決める
まず最初に、あなたの部屋にフォーカルポイントがあるか確認しましょう。
フォーカルポイントとは、部屋に入った瞬間に目が行く場所のことで、ここが絵画を飾る最適な場所です。
具体的には、ドアを開けた時に対角線上に位置する壁面が適しています。
また、ソファやベッド、キャビネットといった家具の上に絵画を飾ると、バランスの良いルームデコレーションになり、くわえて家具の横幅の70%程度の大きさの絵を選ぶと、バランスがよくなります。
また、玄関の壁、トイレの壁面、廊下や階段なども絵画を飾るおすすめの場所です。
次に、選んだ壁(スペース)をじっくり観察します。横長の壁なのか、縦長の壁なのかを見極め、それに応じた絵を選ぶことが大切です。
例えば、横長の壁(スペース)には横長の絵を、縦長の壁には縦長の絵がマッチします。
小さめの絵や正方形の絵を複数えらんで、縦や横に並べて飾るのもありです。
絵の大きさも部屋の雰囲気に影響します。壁面の50%程度を占める大きな絵を飾ると、大胆でモダンな印象になります。
一方、壁面の20~30%程度の絵を飾ると、シンプルで落ち着いた空間に仕上がります。
絵の位置は目線の高さ
飾る場所が決まったら、次は絵の高さです。
一般的には絵画の中心部が床から140~150センチの位置に来るように飾るのが理想的です。
これは美術館などの展示でも一般的な方法で、鑑賞する人々の平均的な目線の高さから計算されています。
自宅でアートを楽しむ場合も、この考え方を念頭に置くと良いでしょう。特に、家具の上に絵を飾る場合には、飾りすぎないように注意が必要です。
目線の高さに合わせて飾るというセオリーを、意識していない人が意外と多いようで、一般的な飾り方よりも少し低めに飾ると、一気にギャラリーのような雰囲気が出てくるので、是非試してみてください。
壁の長さや天井の高さを測る際には、通常のメジャーも使えますが、レーザー距離計もおすすめで、ボタンを一つ押すだけで距離が測れるので、非常に便利です。
インテリア好きの方はぜひ一度チェックしてみてください。
部屋にマッチさせる、統一感をだす
部屋に統一感を出す一つの方法として、インテリアに合わせた絵、ポスターの使用があります。
例えば、ナチュラルテイストのインテリアには、同じくナチュラルテイストのポスターを選びます。
一方、モダンなインテリアには、モダンなデザインのポスターを配します。
特にモノトーンのインテリアを基調にしている場合、モノトーンのポスターは部屋の雰囲気をさらに引き立てます。
家具や床などの色とポスターの色を組み合わせてみると、部屋全体が一体感を持つことができます。
統一感のあるインテリアは落ち着きを与え、リラクゼーションスペースとしての機能をより一層高めてくれます。
インテリアとポスターの組み合わせで、自分だけの最高の空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。
部屋にアクセントをプラスさせるパターン
部屋のインテリアに微妙な変化をつけるための一つの方法として、単に家具や色合いを揃えるだけでなく、一見不一致に思える絵を取り入れることで、その部屋に個性を与えることができます。
例えば、清潔感のある白い壁に、色鮮やかな絵を飾ると、一気に部屋に明るさと元気が出ます。
また、シックなインテリアに、意図的にキュートな動物の絵を組み合わせると、部屋の雰囲気が一変します。
これらの工夫は少々挑戦的な感じがしますが、試してみる価値は十分にあります。この方法を活用すれば、あなたの部屋はすぐにスタイリッシュな空間に変身すると思います。
アートの飾り方 - ユニークな絵画の配置
アートは空間に豊かな表現力を加え、その場所の雰囲気や個性を引き立てます。
その配置や組み合わせ方によってさまざまな演出が可能となりますので、ここでアートを飾る際の10のスタイルをご紹介します。
1."みたらし団子型":絵画の中心部を揃えて一列に横に並べます。
2."行列型":絵画の上部(または下部)を揃えて一列に横に並べます。
3."串の字型":絵画の中心部を揃えて一列に縦に並べます。
4."田の字型":縦横ルービックキューブのように整然と並べます。
これらの飾り方を組み合わせたり、アレンジすることで、さまざまなバリエーションが生まれます。
住宅街型を参考にしたり、アートと額縁の枠だけを組み合わせたりすることで、個々のスペースに合ったデザインが可能です。
さらに、小さなアート作品を選び、サイズを揃えると、統一感があり洗練された印象を与えます。
飾る際のポイントとして、"紐"は見えないようにしましょう。
長い場合は、額縁の裏にマスキングテープで留めるとよいでしょう。
同じシリーズの作品を、みたらし団子型で飾るのも素敵です。
アートの飾り方は、それぞれの空間と作品、そしてあなたのセンスによって無限大です。
額、フレームの選び方
アート、ポスターと一言で言っても個性的なものからシンプルなものまで様々。
その中でも、額装(額縁やフレームに入れる)する事で一瞬にしてアートピースに変わり、まるで美術館にあるような高級感を演出できます。
特に個性的なデザインの絵を額縁に入れて飾ると、インテリアに絶妙なアクセントを加えてくれます。ただし、その際には部屋の雰囲気に合わせて額縁を選ぶことが大切。
シンプルなインテリアなら、絵が主役になるようにフレームを選びましょう。
また、額縁の色も壁の色とのコーディネートを考えると、より美しく見えます。
例えば、ナチュラルな壁色には木製のフレームが映え、白っぽい壁には黒のフレームが引き立つでしょう。
ポスターはシンプルでシャープなフレーム
ポスターの場合は特に太すぎずシンプルなものを選ぶことで、本来の魅力を引き立てます。
ポスターの色とフレームの色がリンクすると、全体の調和がとれて見栄えがよくなります。
キャンバス画、木製パネルなど額縁
キャンバス画などを大きな額縁で飾る際には、壁にどの程度の負荷をかけられるか事前に調査することが必要です。
また、壁に直接飾るのが難しい場合は、額縁を壁に立て掛けるという方法もあります。
これなら、留め具や画鋲を使う必要もありませんし、手軽にアートな空間を作りたい方には最適な方法です。
これからアートを飾る際には、ぜひ額縁、フレームを活用してみてください。
きっと新たな風景が部屋に広がることでしょう。
額に入れないテクニック
ポスターをフレームに入れるのではなく、そのまま飾るという選択肢もあるのをご存知でしょうか。
これは部屋にあまり主張することなく、気取らない雰囲気を作りたい方にピッタリです。
ポスターの色調や雰囲気を部屋のインテリアとマッチさせることで、ポスターは自然と空間に溶け込みます。
フレームを使わずにポスターをどのように飾ることができるのか、具体的な方法をお伝えします。
壁に穴を開けることができない賃貸物件にお住まいの方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
クリップとワイヤーネットを使った独自のポスターの飾り方
ポスターを飾る方法として、クリップやワイヤーネットの活用を提案します。
これらのツールを使うことで、ポスターが壁に直接触れることなく飾ることが可能となり、ポスターの状態を長期間保つことができます。
まず、クリップを用いた飾り方ですが、クリップをマステ(マスキングテープ)や紐で壁に固定し、その間にポスターを挟むだけで簡単に飾ることができます。
さらに、クリップには木製や金属製など様々な種類があるため、ポスターのデザインに合わせてクリップを選ぶことで、一体感のある装飾にすることができますし、ポスターに傷がつきにくいクリップを選ぶことで、長期的にポスターを保護することができます。
次に、ワイヤーネットを用いた飾り方です。
ワイヤーネットにポスターを吊るすだけでなく、ドライフラワーや小物などを一緒に飾ることで、さらに豊かなインテリア空間を演出できます。これらの方法を試すことで、お部屋の雰囲気を一新できるかもしれません。
壁に立てかける
手軽にオシャレな雰囲気を作りたいなら、ポスターをフレームに入れたりパネルに貼り付けたりして壁に立てかけてみましょう。
気に入ったポスターや個性的なデザインのポスターがあれば、それを壁に立てかけることで一気におしゃれな雰囲気を生み出すことができます。
まるで自分だけのカフェを作るような感覚です。
玄関に設置すると来客時にも良い印象を与えますし、寝室やリビングの一部に気軽にディスプレイするのも素敵です。
壁だけでなく、椅子やラックに立てかけることで、絵が更に引き立つこと間違いなしです。
何より、置き場所を自由に変えられるのが最大の魅力ですので、いろいろ試してみて、あなたにとって最適な場所を見つけてください。
以上、新しいアートをお家に迎えるときに参考になるような内容の情報をまとめてみました。
役に立ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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