ヒップホップ50周年記念イベント「Hip Hop 50 Live」DJクールハーク、ローリンヒルとナズの競演など超豪華な出演者たち!
今年はヒップホップが誕生してから50年目を迎えるという記念すべき年だ。ヒップホップは音楽だけでなく、ファッションやスポーツなどの様々なカルチャーに影響を与えてきた。そんなヒップホップの歴史と現在を祝う大規模なイベント「Hip Hop 50 Live」が8月11日にニューヨークのヤンキースタジアムで開催された。その模様はYouTubeで全編が公開されており、ファンは必見だ。
パイオニア、ベテランから現役ラッパーまで豪華メンバーが集結
「Hip Hop 50 Live」には、ヒップホップのパイオニアたちが多数出演した。DJクール・ハークは、1973年にブロンクスでブロックパーティーを開催し、2枚のレコードを使ってブレイクビーツを作り出したことで、ヒップホップの創始者とされる人物で、Nasのセットに登場し、観客を沸かせた。
シュガーヒル・ギャングは、1979年にリリースした「Rapper's Delight」で世界的なヒットを飛ばし、ラップ音楽を一般に広めたグループ。
彼らはその名曲を披露したほか、「Apache (Jump On It)」や「8th Wonder」なども歌った。
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RUN DMCは、1980年代に活躍した伝説的なラップグループで、ロックとラップの融合やアディダスのスニーカーなどのファッションも流行らせた。彼らはイベントのトリを飾り、「It's Tricky」「Walk This Way」「My Adidas」などの代表曲を熱唱した。
また、パイオニアだけでなく、現役のラッパーたちも多数参加した。「Hip Hop 50 Live」には、Nasやリル・ウェイン、スヌープ・ドッグ、アイス・キューブ、ウィズ・カリファ、コモン、ゴーストフェイス・キラーなどの有名ラッパーが登場。
特に注目すべきは、Nasのセットに参加したローリン・ヒルだ。彼女は1998年に発表したソロアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」でグラミー賞を受賞し、女性ラッパーとして高い評価を得た。
彼女は「Ready or Not」「Doo Wop (That Thing)」「Fu-Gee-La」などの名曲をメドレーで歌い上げ、新世代からはA Boogie Wit da Hoodieが出演し、「Look Back At It」「Drowning」「Numbers」などの曲を披露した。
ヒップホップ文化の発展と多様性を感じることができるイベントだった。「Hip Hop 50 Live」は8時間に及ぶ長編映像だが、その一部始終をYouTubeで視聴することができる。ヒップホップファンはもちろん、ヒップホップに興味のある人もぜひチェックしてみてほしい。