大谷翔平、2度の申告敬遠にブーイングの嵐!アスレチックスに連敗
敬遠21個目で自己最多に並ぶ
エンゼルスの大谷翔平投手は、2日(日本時間3日)にオークランド・コロシアムで行われたアスレチックス戦に「2番DH」として出場しました。しかし、この試合では自身のシーズン21個目となる敬遠を2度も受けることになりました。
最初の敬遠は5回表、1死二塁の場面でした。右投手のブラックバーンがマウンドに上がり、大谷との対戦を前に申告敬遠を選択しました。この判断には敵地のファンからブーイングが沸き起こりました。その後、4番のドゥルーリーが併殺打に倒れてチャンスを逃しました。
大谷はブラックバーンとの相性が良く、試合前までに8打数4安打1本塁打、打率.500という成績を残していました。敬遠21個目は、自分が21年シーズンに記録した自己最多タイとなりました。
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9回表も申告敬遠で追い込まれる
さらに追加点が欲しいエンゼルスは、9回表に1点差で迎えた攻撃で三塁まで走者を進めました。しかし、2死となったところで再び大谷の番が回ってきました。この時は右投手のメイが登板し、やはり申告敬遠を決断しました。これに対しても観客からは大きなブーイングが起こりました。そして、続くドゥルーリーが中飛に終わり、試合は2-1でアスレチックスの勝利となりました。
大谷はこの試合で2打数無安打に終わりました。1回表の第1打席では四球を選んで出塁し、先制点を生み出しました。しかし、3回表の第2打席では遊ゴロ、7回表の第4打席では左投手のロングから遊飛と凡退しました。
エンゼルスはこの敗戦でメジャー最低勝率を誇るアスレチックスに2連敗し、3連戦の負け越しが決定しました。
大谷翔平の活躍を見たいファンも多い
大谷翔平投手は今シーズン、投打両方で驚異的なパフォーマンスを見せています。打撃では本塁打王争いに加わり、投手では防御率や奪三振率などでトップクラスの成績を残しています。そのため、彼の出場する試合では多くのファンが彼の活躍を見たいと思っています。
しかし、相手チームからすれば、彼を出塁させることは危険です。特に得点圏や得点差が僅差の場面では、彼を敬遠することでリスクを減らそうとする戦略も理解できます。しかし、それがファンの期待や興行的な面にどのような影響を与えるかは、今後の課題となりそうです。