見出し画像

日銀金融政策決定会合の主なポイント/ジョセフ・クラフト氏(ニュースの疑問20230729)

・かつて想定した2023年度インフレ見通しの過小評価を認めた。(異次元型から従来型の緩和に戻した)

・YCC修正の本質は金利上昇を抑え込むための国債の大量購入を避けること

・1%までの金利上昇は容認したがそこまでの上昇は見込んでいない(0.6や0.7となると生保や地銀がこの高い利回りであれば買いにくる需要が生まれる可能性が高い)

発表直後は大きく動いたが、締めにかけて落ち着いた。大きな引き締めとならないということが、市場参加者の理解となり、株価、為替が戻った。今後は、アメリカの金融政策次第になるだろう。

いいなと思ったら応援しよう!