アメリカ大統領選後、年末までの株価の推移は?(マキシムグループ 久野誠太郎氏/Morning satellite Nov,2024)
トランプ前大統領の再選が確実となった今、年末までの株価の傾向について解説する。
CNBCのデータより、1980年以降、大統領選挙後から年末までのS&P 500指数は以下の通りである。
※全て中央値
選挙翌日: 0.66%下落 ↓
1週間後: 0.31%下落 ↓
1ヵ月後: 2.38%上昇 ↑
年末: 3.72%上昇 ↑
企業決算、GDPも好調である。
(企業決算)
7-9月期: 5.2%増収 5.1%増益
10-12月期: 4.8%増収 12.7%増益(予想)
(GDP)
7-9月期 米実質GDP速報値
全体: 2.8%増 ↑
※個人消費が3.7%増えたことが牽引
10-12月期: 2.4%増 ↑ (予想)
※個人消費は2.7%増と予測されている
※アトランタ連銀のGDPナウより参照
好調な経済のファンダメンタルズに加えまして、エフアールビーの利下げも期待され、相場を下支えされるだろうと想定出来る。