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素材渉猟記

はじめまして。
 
旅先や日常で見つけた気になる建築素材について、写真におさめ、可能な範囲で調査し、個人資料としてアーカイブしておくという作業を趣味として続けております。
費用は足代くらいしかかからないし、普段は建築の仕事をさせていただいているので実益にもかなっております。
元々無趣味な人間ですから、余暇をある程度有意義に消費するのにとてもよい趣味を開発してしまったと思っております。
 
NOTEには、ストックの中から紹介してもよさそうなものを、読み物になるように少し手直しして投稿させていただこうと思っております。
(そうしようとしたところ、意外と追加作業が必要なことが分かってきました(笑))
 
個人的に関心が高く少し踏み込んだ調べものになってしまったものは、長めの投稿に、
そこそこの関心または関心はあっても入手できた情報が少なかったものは、ごく短い投稿になると思います。
 
あくまで自分のセンサーに引っかかった素材だけを拾い集めているので、素材のカテゴリーはかなり偏ると思います。
 
また、昭和中期までの近代建築の登場回数が多くなると思います。経験上、自分にとって面白い素材に出会う確率が高いので、その領域の建築を狙って素材渉猟に出かけることが多いからです。
もちろん、より古い建築・より新しい建築のなかにも、面白い素材を見つけることは出来ますが、それでも昭和中期までの近代建築が見せる素材への積極性に比べればストイックに感じているということと、特に今日の建築に関しては筆者が投稿しなくとも情報は既に溢れているだろうという理由で、これらの登場回数は少なくなると思います。

スローペースになるかもしれませんが、まずははじめてみます。
時々覗いてくださると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

旧前田侯爵邸の施釉タイル。金属元素による鮮やかな呈色と美しい貫入。(写真横幅約3cm)
世界平和記念聖堂小聖堂の外壁。屋根銅板が雨水に溶出し、水道(みずみち)としてデザインされた外壁面に緑青として析出した様子。無機物のかわいらしい営み。(下の写真の横幅約3cm)
日本橋高島屋で見つけた、石灰岩中の幻想的な微化石の世界。(写真の横幅約2.5cm)


・すべての記事中の写真は、必要に応じ許可を得て撮影しています。
・すべての記事中の引用転載箇所は、著作権上問題ない範囲で行っています。

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