停電中の山奥の実情
台風が来ました。
久多は停電2日目です。
久多の86才のおばあちゃん曰く、秋の台風は被害がひどいそうです。
皆さん大丈夫でしょうか(´・_・`)?
昨日暇だったから久多中まわってみました。
久多は目立つ被害が二箇所ありました。
その1
大木が電線巻き込んで倒れて道路を塞いでました。
すぐそばに住む92才のおじいちゃんは大変なことになったと笑って炭をおこしてました。
その2
週末田舎暮らしのおうちの屋根があるお庭に飛んできてました。
怖くて一睡もできんかったわ。そう言った77才のおばあちゃんは夜も石油ストーブの前で小豆をはじき、朝はもったいないからと台風で落ちた柿を取りに行ったそう。
商売で大型冷蔵庫を持ってるおじさんたちは発電機を稼働させた後は、携帯も通じひんと言って昼間からビールを飲んでました。
転んでもタダでは起きぬ久多の人の逞しさ。
ほんとあっぱれ。
停電してるから電気もつかず、電話も使えずなので、
おじいちゃんおばあちゃんに関電のホームページから得た情報届けて回ろう〜と思って遊びにいったけど
みんなから元気と逞しさとや〜、やっぱ久多好きだ〜この人たち好きだ〜の感情を貰いました。
ごちそうさまでした◎
今日は停電でお風呂がなかったのでご近所さんとくつき温泉に行って、ごはん食べて帰ってきました。
久多はどの家もろうそくを3本ほど灯して明かりをとっていてまるで何かの儀式をしているようです。
お仏壇がなく停電中の久多の風物詩に仲間入りできず悔しかったので、今度からは停電用にロウソク買おうと決意しました。
そして、久多は昔は風が吹けば停電していたそうで(倒木により)
みんな石油ストーブ持ってるし、
豆炭も持ってるし、
懐中電灯も持ってるし、
ロウソクも持ってるし、
コンロはガスだし、
てことで、そこまで困ってなさそうでした。
停電したときでもみんなと笑顔になれる余裕と逞しさのある暮らし。
そんな久多の停電中の暮らしでした。