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Day_26★これからは2つの視点から「終活」を考えてみたい【終活Days】

今までの私の「終活」について

人の気持ちって変わるものなんだなと実感しているメガネ★mocoです。最近ずっと考えている「終活」についてですが、終活って、とても個人的なことだと思っていました。
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だから、自分がどんな時に幸せだと感じるのか、それを見つけるために自分なりの終活を考えてみたい、と思っていたのです。

また、自分自身の心の平安のために終活を日常的に行うことも大切だと思っていました。
このブログも自分のために、自分なりの終活を見つけるために始めたんです。迷いながら悩みながら、終活を考えることもまた楽しかろう、と思って。

でも、最近、その気持ちに少し変化が出てきました。

終活には2つの視点が必要ではないか

終活って、自分のためだけじゃないよね、周りのサポートをする人のためにも必要なことがたくさんあるよね。
だから、終活には実は2種類あるのではないか、と考えるようになったのです。

ひとつは、とても個人的な、自分のための終活
そしてもうひとつは、介護をしてくれる家族や医療者のための終活です。

今、私は自分の終活を考えるような年齢で、そこに義母の介護問題が発生したために違う視点で考えるきっかけを貰うことができました。
そう考えると、自分の気持ちもすっきりとして、あまりやりたくないと思っていたエンディングノートの「記載したくなかった部分」も記載できるような気がしてきました。
でもやっぱりもっとあっさりした感じの方が好きかな~。いくつになってもハートは揺れる揺れる。

自分の老後を考えてみる

80歳ぐらいまでの、おそらく自分で歩いて自分で家事を行うことができるような時期までは想像できるけれども、それ以降についてはあまり想定することができませんでした。その時のブログがこちらです。
もっと詳細に考えるつもりでしたが、それっきりになってます。おいおい考えていきたいと思います。優先順位、自分のことは今はちょっと下げております。

あの時、ブログを書きながら80歳以降も長生きする可能性ってどれくらいだったかな、と思ったことを思い出しました。
生命保険の営業をしていたころに介護保障の話をするときには、パンフレットに記載されている平均余命と生存率の表を使っていました。
今回は、令和4年の簡易生命表のデータから自分で作ってみました。

令和4年簡易生命表より筆者作成
令和4年簡易生命表より筆者作成

義母のこれからを考えてみる

ありがたいことに義母は今すぐ命にかかわるような病気もありませんし、足を骨折しても寝たきりにならず、「自分の足で歩きたい」という意思があるスーパーおばあちゃんです。

自治体の担当の優しいお姉さんに「手押し車を使ったら楽に歩けるはずですよ。膝をかばって歩くとケガの可能性が高まるから使ってほしいなあ」と言われても「絶対いや!」と杖を使って自分で歩きたいという、強い意思があります。
ちょっと子供みたいで可愛いですよね。手押し車(シルバーカー)を使って年寄りみたいに見られるのがいや、ってカワイイ。

そういえば、5~6年前に履きやすいスニーカーが欲しいというので一緒に買い物へ行きました。
お店の人におすすめを聞いたら、とても良さそうな靴を見せてくれました。
ところが、義母がやんわりと「それは好きじゃない」と断るので、店員さんがいなくなった後で「どこが気に入らなかったのー?。すごく履きやすそうに見えたけど。」と聞いてみました。値段を気にしているのかな、と思ったからです。ちょっとお高めだったので。

すると義母は小さな声で「あれは介護が必要な年寄りが履く靴よ。私はああいうのはまだ必要じゃない。ただ、履きやすい靴が欲しいだけよ。あの人、ちょっと失礼よね。」と。ああ、義母も女の人なんだなぁと思った記憶が蘇りました。

シルバーカーを使いたくない、という発言も、年寄りに見られたくないという気持ちがあるように感じます。

義母には手押し車を使っている年寄りよりも、杖で歩いている年寄りの方が頑張っている立派な人に見えるのだそうです。
私としては、安全のために、おしゃれなシルバーカーを使ってほしいという気持ちはありますが、本人の意思は尊重しながら徐々に気持ちが変わることを願っています。

なんなら、おしゃれなシルバーカーを使ったファッションショーとかどうかなー。
何かあった時の生育歴とか学歴と職歴とかの「いざというときの自己紹介」的なシートを一緒に書くイベントと、おしゃれなシルバーカーや歩きやすい靴、高齢者が移動するのに便利なバッグとかを合わせて紹介したりとか、後は高齢者にスマホの使い方を教えるセミナーとか。

そしたら、高齢者同士でズームなんかで全国でつながれる。

兄弟姉妹でも遠く離れてくらしているからずっと顔を見ていないって人もたくさんいるみたい。

「うちの近所で〇〇が咲いていたよ」「こっちはまだ雪が残っているよ」「うっそー!」「〇〇ちゃん、めっちゃお父さんに似てきたよ」「いつか会いたいわー」「次のズームの時、来てもらうわ」みたいな会話をタブレットに向かっておばあちゃんたちがしていたら。
もしその手助けを私ができたら。えへへ、にやけちゃうくらい嬉しいかも。

そういうイベントをあちこちでやったりできたら楽しそうだなぁ。
うちのスーパーおばあちゃん、「モデルやらない?」って言ったら張り切ってシルバーカー使ってくれそう。

あーいかんいかん、すぐ妄想の翼が広がってしまうわ。(インディードのCM、あれ意外と好き)ご存じない?これです。


私の背中にも翼、プリーズ。飛んでみたいわ。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。実はコロナに罹患しました。熱が上がったり下がったりするので、いい感じの時にちょこちょこ書いてます。支離滅裂だったらごめんなさい。きっとたぶん結構、支離滅裂っぽい。まあすべてコロナのせいということで。

Day_01★はじめましてメガネのMOCOです。ライラン、初参加です。
Day_02★浪費家の私と「節約」の意外な関係
Day_03★終活にはやっぱりエンディングノートが必須ですか?
Day_04★「家族への思い」の伝え方①まずは考えてみよう
Day_05★「家族への思い」の伝え方②やってみた編
Day_06★葬儀のお金について(現在と未来について)
Day_07★遺影について(私らしい笑顔を残したい!)
Day_08★最低限の「終活」の終了宣言!
Day_09★これからどう生きるかを考えてみる①毎日の食事について
Day_10★これからどう生きる?②朝ごはんと朝時間の使い方を考えよう
Day_11★これからどう生きる?★③休日の朝時間の過ごし方
Day_12★これからどう生きる?★抵抗するかそれとも?
Day_13★これからどう生きる?④眠い時には寝よう。
Day_14★これからどう生きる?終活マイルストーン
Day_15★【健康習慣】ガムをかむ習慣が介護費を抑制する?
Day_16★【健康習慣】1日何個のガムを噛むのがおすすめなの?
Day_17★自分らしい終活とは何かを真面目に語るけど、聞いてくれる?
Day_18★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい①
Day_19★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい②
Day_20★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい③
Day_21★親が認知症になったらという不安が現実になりつつある私へ
Day_22★老後のリアルと向き合う日々の始まり
Day_23★図書館を歩く昼、シルバーカーを検索する夜
Day_24★「今まで」よりも「これから」を見て決断していきたい
Day_25★私のお金との付き合い方「ちょうどいいルール」
Day_26★これからは2つの視点から「終活」を考えてみたい
Day_27★①終活を考えたり人生を考える時に見てみたい映画8選
Day_28★②終活を考えたり人生を考える時に見てみたい日本映画10選
Day_29★疲れた日には名作からのエールを!心に沁みる珠玉の名言10選
Day_30★【追加】終活で観たい映画_「メタモルフォーゼの縁側 」
Day_31★我が家の「朝ドラ」の今までとこれから
Day_32★残しておきたい我が家の味を「3行レシピ」にしてみる
Day_32★自分の身体の声に耳を傾ける時間、作ってますか?
Day_33★身体の情報は「記憶」より「記録」がGood!
Day_34★ アラ還暦と親世代(70~80代)の健康リスクを再確認しよう!
Day_35★ “備えない防災”「フェーズフリー」 って知ってる?
Day_36★50代からの体調管理:トイレスクワットで筋活宣言!

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