日本酒のおつまみはししゃもでしょ柳葉魚と書き北海道の太平洋に生息
フエリ-で上陸して、初日に車中泊したのがむかわの道の駅
ハプニングはえかきのつまの旅にはつきもの
20時には閉店とある
急ぎ足で道の駅の売店のトイレにあわてて入り、大事な車のキ-を便器の背もたれの上に置き忘れた
えかきが待っていた車へ戻り、キ-を探して見つからないはず
のんびりなえかきのつまは明日でいいわ~、誰も役に立たない他人の車のキ-などとるまいと
いつものように短気なえかきは怒る、もうシャッタ-を下ろしていた売店、大声を出して,中におられた方に”つまがトイレにキ-を忘れたようです”と叫ぶ
親切な北海道の方、電気をつけて、開けて下さり
トイレに見に行ったならば、ちゃんとありましたいつも癖で置くところへ、Daihatsu Hi Jet のキ-が
早速友人に電話をしました
今晩はむかわの道の駅で車中泊すると
少しお値段は高いけれどむかわにしかないししゃもをぜひ食べるようにとアドバイスされた
シシャモは昔から大好きで、日本酒のおつまみには最高だと思っている
興味を抱き、少し調べました、ししゃものことを
シシャモの由来
柳の葉の魚を意味するアイヌ語のスス.ハムまたは、シュシュ.ハモから由来し、漢字で柳葉魚と書くらしい
由来には、諸説あり、アイヌの神様が地上に落ちて朽ちて変えたいという説であったり、食饉に苦しむ川下の人々を救うため、柳の葉を魚に変えたという説であったりと地域によって、いくつかの言い伝えがあるのだそう
シシャモの生態
日本にだけ分布する日本固有の魚、しかも北海道の太平洋岸にのみ生息し、10月中旬~11月下旬にかけて特定の河川(十勝地方の十勝川、釧路地方の庶路川、日高地方の沙流川、胆振地方の鵡川など)に産卵のため遡上する
シシャモはキュウリウオ科に属するがキュウリウオという名は野菜のきゅうりに似た匂いがするためにつけられた
キュウリウオ科の仲間はシシャモのほかにキュウリオ、チカ、カワサギなど含まれる
シシャモの漁獲
大部分は10月~11月を漁期とするししゃもこぎ網漁業で、河川へ遡上するため岸に集まってきたシシャモを漁獲する
産地としては鵡川町が有名ですが十勝釧路管内のシシャモ漁獲量は近年では全道の漁獲量の大半を占め、主要な産地
シシャモにはカルシュウムが豊富に含まれている
さらにカルシュウムの吸収を助けるビタミンD,若返りビタミンといわれるビタミンEが含まれている
骨粗症や老化防止などに効果があるそう
食べ方は一般的な塩焼きのほか、天ぷら、フライ、唐揚げ、甘露煮などで
お寿司のネタでししゃもを!!!
全然知らなかった、生で頂けるなんて、それもお寿司
ししゃものお寿司が存在することに驚く、食べたこともなく、想像もしてなかった
年にたった2か月間、北海道でしか食べられない
香りが良くて、身も厚くて、旨味が濃いと
高級魚のお寿司、ノドグロやヒラメと並ぶ高級魚寿司ネタだそう
お寿司として食べられるのは10月~11月だけ
ししゃもはサケと同じように川で産卵して、海で育つ
ししゃも漁が解禁となるのが10月の初旬から11月の中旬くらいまでの40日間前後
他の時期は禁漁で、川に上がってこない
北海道民はこの時期を狙ってやってくる
鷲谷憲樹さんフリ-編集者の記事の一部より
日本中の居酒屋やスーパ-でシシャモ、あるいは子持ちシシャモが出回っている
日本のシシャモは年間1300トンしか漁獲されとらず、全国に出回る量ではない
その魚はカラフトシシャモ(英名Capelin=キャペリン)でシシャモの代用品として年間20.000トンほどが輸入される
良く見るとシシャモとは区別できる、表現があいまいなのでカラフトシシャモと本当のシシャモを混同している人もいる
絵描きと絵描きの妻は上陸一日目、保存もきかないししゃも
えかきは面倒くさがり、焼こうとしない
少しだけ買って、友人と一緒に食べようと積丹半島へ持って行った
残念、食べそこないました、理由は口が裂けても言えないので内緒、ないしょ~
田島へ帰ってからどうしても食べたく、取り寄せました
生干しししゃも、メスとオス、丁寧に仕上げた一夜干し
言うまでもなく日本酒にぴったりのおつまみ、北海道の旅を思い出しながらぐいっと、この情報を教えて下さった友人にありがとうと心の中で感謝しながら...
人間は、やはり最後の楽しみは食べることと飲むこと(eating and drinking) にあるのだと実感
食べることも飲めなくなることは一歩あの世へ行く時期が来たと言えるでしょうか?
その前にもう一度、二度、北海道へ行きたい、願い叶いますように!!!
(松の下)小川マリアイネス拝