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2024年引越しの気づき・前編

6年ぶりくらいに引っ越しをしたので、その気づきをつらつらと書いていみた。
前編は引越し前、後編は引っ越し後。

地方から家を決める

前回マンスリーマンションに住んだ都内エリアに決めた。そう、まずは家である。オンラインで家賃と広さで決めると築40年を超す古い建物か、工場の上みたいな微妙な物件しか出てこないのだが、有り余るほどのメリットを見出すまで精査できるわけでもない。
考える時間は一か月以上あったので、URJKKで空きが出ないかと粘っていた。UR経験が2度あるが、家賃に対する広さと管理の均質かつ透明性が高いのはかなりのポイントである。大家さんや管理会社の意味不明な契約や更新料ともおさらばできる。引っ越しに猶予がある人は、ぜひ検討してみてほしい。特に若年層の新婚さんはJKKが利用しやすいので、お勧めする。

ただ現地窓口での手続きがあり、地方から空きが出て即、見に+契約に行くというのがなかなか厳しい。またJKKは単身者には門戸が狭い(物件が少ないので競争率も高い)。各窓口へ電話をして情報収集して、予約代理業務をしている不動産会社の情報をゲット。彼らのサポートで決めることができた。こちらのサービスも複数社当たって、情報収集するとよいと思う。

配置シミュレーション

今回内見でスマホを使って3Dスキャン(scaniverce)して、その後3DCG(blender)で配置シミュレーション。大物家電や什器は何を持っていくか、入るか入らないかなどを検証。また、直近要らないものは実家に移動させるのに、単身者向け引越しサービス「わたしの引越」を利用。これもカーゴのサイズに合わせて荷物がどれだけ乗るかを3DCGでシミュレーションした。
想像以上にサイズが合っていたものあり、めちゃ役に立った。
3Dスキャンだけでも、スイッチやコンセントの位置、クーラーの設置ポイントなど詳細と距離を後から調べられて、結構役に立ったのでおススメしておく。

捨てる・売る・あげる

売るのには、ジモティーを最大限利用させてもらった。ヤフオクやメルカリにはない「すぐ取りに来てくれる」が素晴らしい。物品や設定した値段にもよるが、かなりの速さではけたので、おススメしたい。

本やCD、DVDはブックオフにお世話になった。遠くはない距離にあったのもあり、一気に出せるし、買取できないものも引き取ってくれた。あまり古いものや人気のピークを過ぎた漫画やメディアはお金にならないが、認知度の高いビジネス系の新しいものは、結構な値段で売れた。ちいさめの段ボール8箱くらいでトータル2万円くらいにはなったような気がする。

本来は価値の分かる欲しい人に、それなりの値段で売れると高収益になるとは思うが、発送など個別の手間が大変だよね。

捨てるのも頑張ったが、今現在まだ段ボールに入った荷物があるが、収納スペースもほぼ埋まっている。よってさらに捨てる必要がある…と思われ。
家賃は爆上がり(!)なのに、部屋と収納が半分以下になったので泣ける。

新品でも古くなったものは、あげるのに気が引けるので、捨ててもいいからね!が通じる人にのみお裾分けした。

総括・振り返り

しかし、見えないもの(思い入れがあまりない、しまい込んだもの)は、すぐ忘れるし、使わないんやなとしみじみ思う。把握できるキャパを超えているということでもある。
広い部屋に住むと納屋化しやすく、腐らない洋服系ならまだいいが、食品がやばかった(反省)。

前回より引越しを通して自分の癖を知った気がする。片づけサービスも心理系やコーチングと近いという話があり、しっくりきた。捨てるものが多かったから、捨てることの何に引っかかっているのか、に視線を向けざるを得ないし、もっと深掘ると何かが見えてくるかもしれないな。

エイやっと決めれば捨てられるんやけど、それまでは気に入って買ってめちゃくちゃ着たもの・使ったものは、なかなか踏ん切りがつかなかった。
あと、私はストックする傾向にあり、安いからと言って買い込みやすい(関西人)性格で、その悪さが時間とともに雪だるまになるんやなと今更ながら気づいた。

荷物をそのまま移動するだけの引っ越し時やったら、こういうの気が付かなかったのかも、と思っている。

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