夢の輪郭が見えたとき、人生が動いた。漢方で同世代を支えるサービスを立ち上げるまでーーフリカレ2期生インタビュー
人生が動いた瞬間を実感できる人は、どのくらいいるのでしょう。2期生のすーさんは、フリーランスカレッジを受講して、漢方を使った「ととのえるサービス」を立ち上げました。
「頑張る同世代を『漢方』で支える」という夢への一歩を踏み出したすーさんに、フリーランスカレッジを受講してわかった、最初の一歩の踏み出し方を伺いました。
頑張る同世代を漢方で支えたい。自身の不調を乗り越えた経験から見つけた、挑戦とは。
ーー「ととのえるサービス」のこと、教えてください!
はじめに、個別面談でユーザーの体質や抱えている不調をヒアリングします。現状がわかったら、どんな食材を多くとればいいのか、どんな生活をすればいいのか、漢方の理論を用いてお伝えします。
漢方というと薬のイメージが強いかもしれませんが、ととのえるサービスは食材の選び方や暮らし方のサポートをしていきます。
ーー漢方を使ったアプローチは珍しいですよね。漢方との出会いを教えてください!
1年ほど前に、私自身も体調不良が続いた時期があったんです。そのときに、その場しのぎではなく体質から変えたいと調べていたら、漢方と出会って…。自分で勉強したり、漢方薬局に通ったりするうちに、私の体質も変わっていきました。
ーーそこからどうして漢方を仕事にしたいと思ったのですか?
自分の体質が漢方で改善したことで「漢方の力で頑張る同世代を支えたい」と、ふんわり考え始めていたんです。そのタイミングで推しのアイドルが「自分のペースで自分の思う通りにやってみたら、いつか絶対に結果がついてきます。たとえすぐに出なくても、何かの役に立つタイミングがたくさんあるから」とブログに書いていて。漢方で成功できるかわからないけれど、この経験がいつか必ず私の糧になるはずと、背中を押されました。
新卒から勤めていた会社でも部署移動があり、これから先もずっと働いていくイメージが沸かなくなっていました。今の会社を続けて安定をとるか、挑戦をとるかと考えたときに、挑戦したいと決心できました。
ーー私もアイドルの言葉に何度も背中を押されました(笑)。漢方を仕事にしようと決めて、ぶつかった壁はありましたか?
漢方を仕事にしたいと思い転職も考えたのですが、そもそも漢方の事業をしている会社が少なくて…。これは自分でやるしかないなと思ったんです。
実際に自分で動き出そうと考えたときに、具体的に何から始めたらいいのか、価格設定はどうしたらいいのかなど、わからないことが山積みで…。困っていたときに、フリーランスカレッジの存在を知りました。
トークイベントの開催が自信につながった。一歩を踏み出したからこそ実感できた、人生が動いた瞬間とは
ーーフリーランスカレッジに入会する決め手はありましたか?
自分のやりたいことを言葉にできたことが、入会の決め手です。
1期生のshokoさんの特別イベントを聞いて、今の私にはフリーランスカレッジが必要なのかもしれないと思い、まずは個別相談会に参加しました。個別相談会では、主催の舞子さんがそれまでぼんやりとしていたサービス内容のたたき台を作ってくれて。舞子さんとの対話と、自分自身で考える時間を持ったことで、自分の作りたいサービスがはっきりしてたんです。「私は同世代の人の生活を漢方で支えたい」と言葉にできたとき、フリーランスカレッジで頑張ることを決意できました。
ーーフリーランスカレッジ受講中の挑戦を教えてください!
漢方のトークイベントを開催しました!
実は、受講前から漢方のイベントは開催した方がいいだろうなとは思っていたのですが、人前に立つのが苦手で…。やりたくないと思っていたんです。でも、2ヶ月の受講の中で形にするには、イベントを開催するしかないと腹を括りました(笑)。
実際にイベントを開催すると、参加者から「勉強になりました」「助かりました」と言ってもらえたんです。挑戦してやってよかったですし、漢方の道を選んで正解だったんだと自信になりました。
ーーイベント開催で人生が動き始めたのですね!フリーランスカレッジに入会するときは、どうやって事業を始めたらいいのかわからなかったとおっしゃていましたが、受講する中でその課題はどうやって乗り越えていったのでしょう?
コーチングを重ねるうちに、どうやればいいのか少しずつ明確になりました。
誰がサービスを求めてくれて、どういうサービスだったら届けられるのか、実際にユーザーヒアリングで確かめていきました。金額設定も相談しながら決めていって…。
フリーランスカレッジでは2週間に1回、コーチングが実施されるので、ネクストアクションを舞子さんと一緒に考えることができます。次のコーチングまでの間に検討・実行を繰り返していくことで、やりたい事業がより明確になっていきました。
ーーオリジナルサービスを考える際、役に立ったアドバイスはありますか?
漢方を同世代の頑張る人たちに届けたいと事業の方向性は決まったものの、価格設定やお客様へのサポートの仕方に悩んでいました。そのとき舞子さんから「サービスの値段や内容は、いただいた金額よりもお客様の"ありがとう"が上回る内容になればいい」とアドバイスを頂いたんです。
このアドバイスのおかげで、サービスの方針も価格も納得感を持って決められました。ひとりで考えていたら、たくさん働いてどうにか稼げるような状態になっていたかもしれません(笑)。
ーー使ってみてよかったコンテンツはありますか?
いつでも質問できるSlackにはとても助けられました。自分の困りごとに答えてもらえるのはもちろんのこと、他の受講生さんの質問内容もみられるので参考にしていました。皆さんの進捗もわかるので、モチベーションにもなっていましたね。
ーー受講を終えての満足度はいかがでしょうか?
満足しています。ひとりで考えていても、ユーザーに届けられるようなサービスにはならなかったと思っています。フリーランスカレッジを通して、考える時間が取れたこと、サービスを作れてよかったです。
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フリーランスカレッジ受講で見つけた夢の続き
ーー受講を終えて、これからの挑戦を教えてください!
やりたいと思ったことに蓋をせずに生きていこうと思っています。
受講を始めるときは、漢方を事業として確立することと、マーケティングをもう一つの柱にしようと考えていたんです。けれど今は、マーケティングも柱にしつつ、仕事になるか趣味になるかわからなくても、やりたいことに挑戦していきたいと思うようになりました。フリーランスカレッジを経て、前向きに捉えられるようになったおかげだと思っています。
1月からは、受講中に募集していたモニターさんへのサービスが本格的に始まるので、頑張りたいです!
ーー最後に、受講を考えている方へメッセージをお願いします!
少しでも興味があるのなら、ぜひその気持ちを大切にして欲しいです!
私自身も受講を決めたときには、ととのえるサービスを立ち上げて、モニターの募集もして、イベントの開催までできるなんて思っていませんでした。
受講中はうまく進まない時期もあって、苦しいなと感じることもあったのですが、終わってみると無駄な時間はひとつもなかったです。視野が広がるとやりたいことがどんどん見つかって、可能性を信じてみてもいいのかなと思えるようにもなりました。
挑戦してみたい想いや、現状を変えたい原動力があるのなら、その気持ちを大切にしてくださいね!
【お知らせ】
フリーランスカレッジでは5期メンバーを募集しています!
まずは一歩踏み出してみたい方は、個別相談会で直接お話ししましょう☺️✨
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インタビュー・執筆:班目美紀(まだらー)
デザイン:Akko
編集・撮影:みえだ舞子