忘れていた好物🍮
レジで今日、
忘れていた大好物に再会しました。
ピッピッとした後、
もうどうしようもなく食べたくなり、
着替えてお店の外に出た途端
引き返してつかんできたのはコレ。
プリンの素と牛乳で作るこれこれ🍮
プリンは喫茶店にはあったようです。
「プリン・ア・ラ・モード」とか。
でも、喫茶店なんて連れて行って
もらえない。
プッチンプリンが出たのもだいぶ後。
おしゃれなお家では、
卵と牛乳とバニラエッセンスで
お母さん手作りのプリンだったかも
しれませんが、我が家でプリンといえば、
このプリンでした。
ある日一度だけ、
プリンの上に生クリームを絞って、
さくらんぼを載せてくれたことが
ありました。
子どもごころに、「天国だ!」と思ったことを思い出します。
🍒
大人になったら、プリンの素3箱くらい
一度に大きなドンブリに入れて、
大きなプリンを好きなだけ食べたい、
とずっと願っていました。
🍮
子どもの誕生日にやって見ましたが、
ひっくり返してお皿に乗せると、
べろーーーんと広がり、せっかく飾った
生クリームもイチゴも崩れ落ち、
「お母さん、ケーキの方がいい」
と子どもに言われ、食べても美味しく
ありませんでした。
でも、やってよかったと思う。
プリンは小さいから美味しいと
わかったから。
それ以来です。
カラメルの袋を破って、お皿に入れて
お水を入れて、少しジャリジャリした
カラメルソースをかける。
弟には少ししかかけてあげないので、
「全く、お姉ちゃんはケチだね」と
言われたことは忘れません。
お母さん、確かに私は
自分には多くかけていました。
冷蔵庫に入れて、
お風呂に入って出てきて
またすぐ冷蔵庫を開けて、
指で触って「固まってるー!」
ということで、
一気に50年前にタイムスリップしたかの
ような、なつかしい味でした。
そういえば、おじゃる丸も
プリンが好きだったな。
今、お店の冷蔵の棚にはたくさんの種類の
プリンがズラーっと並んでいます。
いろんな種類があってなんと豊かなことよ
でもありますが、「それしかない」というのもまたいいことであったと思いました。
光があるから影がある。
たくさんあるから少しもいい。
そして私は明日も
仕事の帰りにプリンの素を買ってくる
ことでしょう。
終わります🍮