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金木犀の二度咲き
今年も金木犀がひと月もあけず二度咲きました。
一度目は9月28日。
朝窓を開けると香りがして、オレンジ色の蕾がたくさんついていることに気がつきました。すぐに満開になります。
桜と同じように、こんなにたくさん金木犀って植えてあるのかと驚くほど、街中どこかから香りがしました。
2〜3日で今度は小さな十字のはなが、アスファルトの上にたまり、次の日には茶色く乾涸びて風で吹き飛ばされてわからなくなり…。
一年に一度の開花のため、季節を知らせる甘い香りのためにとてつもないちからが働いているのだろうな、と思っていたところで2週間もたたぬうちの二度目の開花です。
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検索すると温暖化の影響かもしれないともあります。一度目かそれよりも多い花が付いているところを見ると、短期間に二度も「一年に一度のちから」が働いていることに怖さも感じます。
昔、運動会は金木犀の咲く頃、お芋掘りがあって、巨峰や梨が八百屋さんに並び青いみかんを酸っぱい酸っぱいと喜んで食べる…。そんな記憶があるので、体育の日など祝日が動き、運動会は春にもなり金木犀が二度咲いて、目眩がするのも仕方ないような気がします。
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今では季節を知らせる花として、この季節になると香水やルームフレグランス、ハンカチ、便箋など可愛らしい商品を見かけます。
私の頃は、金木犀の香りといえば、トイレの芳香剤一択!学校では、トイレの香り〜と騒いでいたこともありました。
当たり前ですが、時代は変わる。
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