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ミッシング・チャイルド・ビデオテープの感想
前から楽しみにしていたミッシング・チャイルド・ビデオテープを観てきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738035483-XY2aZNkoD6bmMFLAOnKujqtz.png)
あらすじ
一緒にかくれんぼをして遊んでいた弟が失踪してしまったという過去を持つ兒玉敬太。その後も弟の日向は見つからないままで、現在の敬太は行方不明者を捜すボランティア活動に従事している。そんな彼のもとに、母親から古いビデオテープが送られてくる。そこには、日向がいなくなる瞬間が映されていた。霊感のある同居人・天野司はそのビデオテープに禍々しさを感じ、敬太に深入りしないよう忠告するが、敬太は忌まわしい過去の真相を暴くために動きだす。敬太を取材する記者の久住美琴も加わり、3人は日向が失踪した山に足を踏み入れるが……。
監督は「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などに演出として関わっていた近藤亮太さん。
今回の映画は第2回日本ホラー映画大賞で大賞を受賞した短編映画を長編映画化したものです。
以下、感想。
ホラー映画を映画館で見るのは怖くて避けてたんだけど、「NOジャンプスケア」との触れ込みを見て、安心して映画館に足を運びました。
確かに、映画自体はものすごく静か。寝不足の状態で行ってたら、前半寝てたかもしれない。
なので、派手な演出や展開を期待する人には退屈だったかも。
ビデオテープの画質の粗さや手ブレ、ジワジワとくる恐ろしさが最高に好きな雰囲気でした。
パンフレットとかSNSの感想でも皆さん触れているけど、中盤で民宿の息子(吉田山羊さん)が語る彼のおばあちゃんについての話がとんでもなかった。
ボツリ、ボツリとたどたどしく語る話に、気づいたら引き込まれていました。なんなんだこの話は。このシーンが見れただけでも映画を観た価値はあったと思う。
入場者特典は「近畿地方のある場所について」の背筋さん書下ろし小説「未必の故意」。
パンフレットは角川ホラー文庫風になっていてとてもかっこいい。こっちにも背筋さんの短編が収録されています。
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パンフレット凄く読みごたえがあって面白かった。
近藤監督とはほぼ同い年なので、子どもの頃に通ってきたホラーコンテンツが全く一緒で嬉しかったです。
今、Amazonプライムビデオで「日本ホラー映画大賞」の第1回・第2回の受賞作品が配信されているのでこっちもまた見ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738037591-5aPRz7wMTn4BvrQ1Gl3WCXEd.png?width=1200)
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0DJ2TRMPX/ref=atv_dp_share_cu_r