浪人の時の自分

今、浪人している人は本当に尊敬する。
でも、簡単に浪人する!とは言えないと浪人して思った。
浪人するということは、下の学年と来年目指している大学に通うということになる。
また、SNSが普及している今、Instagram等の投稿やストーリーで同級生だった人たちの「入学式」の姿が映し出される。
現役の時も、周りの人たちが今までどれだけたくさん勉強してきて、今に至っているのかも知らずに自分本位だった自分は、「なんで、自分だけこんな目に。なんでこんなにも勉強しなければいけないのか。」と思っていた。
現役の時以上に、浪人の時は思った。
「みんなが、大学に行っている間、バイトに行っている間、自分は家でまたは塾でなんでこんなに必死こいてシャーペンを走らせているのだろう?」と毎日のように思い、毎日のように泣いていた。
今、思うと自分本位の考え方とプライドの塊で、なんて幼稚だったんだろうって思う。

今は、現役時代に入りたかった大学に入学できて、塾講師としてアルバイトをしている。生徒にも様々な考えの生徒がいる。
ただ、今の自分自身にも塾の生徒にも言っているのは、「どこで勉強するかよりも、そこでどれだけの学ぶか。どれだけ頑張れるかだ」ということだ。

私は、今の道に納得はしていない。
大学の友達に出会えて、すごくお世話になっている先生方はたくさんいるし、感謝もしている。
しかし、もっと上に上がりたいと、今の大学に入った時に未だかつてないほどに勉強の意欲がわいた。
それは、2年生になった今でも変わっていない。
ただ、昔の私を知っている人たちや塾でお世話になった塾長や担当の先生が、今私の姿を見たら、驚くのではないかと思う。

勉強をしたい!思うようになっても、遅くはないと思う。
そこから、どれだけ頑張ったかだと思うし、昔のダメダメの自分がいるからこそ、今の自分の考え方や価値観が生まれているとしたら、そんな自分に感謝したい。
底辺やどん底を知っているからこそ、塾の生徒に話せるし、教師なってから私のダメダメ人生を語ることができるのであれば、最高じゃん!!!と思う笑笑

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