パワーストーン【ジュエリー大好き】
石、好きですか?
今回はパワーストーンについてです。
昔から人気のあるジャンルですね。
あなたはパワーストーン好きですか?
このマガジンは『「好き」を分解する』がテーマです。
信じるか信じないかは別にして、パワストーンというものを探っていこうと思います。
パワーストーンてなに?
石の力、お借りします!
パワーストーンの「パワー」はいわゆるスピリチュアル的なパワーのことですよね。しかしこのように呼ぶのは日本だけです。
たしかに、ゴツゴツした岩や山の中からきれいな色の石が出てくるなんて、めん玉が飛び出るくらいびっくりします。底知れないパワー、感じます。
占いなどに使われるのも納得です。
「パワーストーン」は和製英語だと知ったとき、「その言葉を考えた人すごいなぁ。」と思いました。
一言ですべて含んでいますよね。上手い、と思いました。
自分以外のものから力を借りたい、もらいたいと思うときに必要とされるので、パワーをくれる石、パワーストーンですね。
パワーストーン=あやしい
宝飾卸会社にいた頃はパワーストーンについてよく知りませんでした。
普段は「パワーストーン」という石を扱わないし、そこで使う種類の石がジュエリーになることがないからです。
問屋街にパワーストーンのお店が出始めた時、なんとなく時代の変化を感じました。若かった私はぼんやりと、潮目が変わったのかなぁと思ったのです。
パワーストーンと聞くと「あやしい」「ぼったくり」などのイメージを持つ方もいると思います。
これは一時のブームに乗ってあやしい業者が増えたのが原因では?と考えます。あとは、なんとなくのイメージ。占いとか予言とか、だまされそうな気がするのかもしれませんね。
腹の探り合い
たくさんパワーをもらいたいと思っているのに、できるだけ安く買おうとしたり、石のプロフィールだけを重要視して「自分にとって必要か」を置き去りにしては意味がありません。
悪徳業者は心の隙間をうまく突いてきますので、こちらも注意が必要です。
自分は何を求めているのか?を考えると良い石と出会えるのではないかと思います。
ホンモノニセモノ
ホンモノかニセモノか、も話題になることが多いです。
このパワーストーンは本物なのか?という疑問には2つのポイントがあります。
天然石かイミテーションか
パワーがあるか無いか
1.は簡単で、パワーストーンとして売られているものは天然石とうたっているので、イミテーションだったらアウトです。不安な方は鑑別に出せば解決です。ただ、お金をかけて鑑別に出すほど価値の高い石かどうかは、その商品によります。価値が高いとはあなたにとって価値が高いのかどうかです。買った値段ではありません。
2.は判断するのは難しいですよね。
数値で出るわけでもないし鑑定できるわけでもない。すべて受け取る人間がどう感じるかくらいしかないですから。
販売者が「パワー注入しました。」「浄化済みです。」というのも、その販売者を信用するなら、自分がOKだと判断するなら良い思います。
信用できるなら、です。
どの世界でも同じですが、悪徳業者もいれば誠実な業者もいるので、こればかりは自身の見る眼を養うか、信用できるブランドから買う以外ないのが現状です。
なにが欲しいのか
欲しい結果を考える
自分は何を求めているのか?
それが分かればどんなものでもいいと考えます。
このマガジンでは「好き」をいろいろな方向から探っているのですが、いつも結論は「自分はどんな結果が欲しいの?」に行きつきます。
パワーストーンを買うのは、安産祈願に神社でお守りを買ったり、商売繁盛の熊手を買うのと同じなのではないかと私は思っています。
石やモノに条件を付けたり価値を見出すのは人間です。
他の回で「興味のない人にとっては宝石もだタダの石ころだ。」と書きました。
お守りやパワーストーンだって同じです。
自分がほしいと思う結果から選ぶのがいいと思います。
長くなりましたので、次回につづきます。
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記号・リュウコ