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メレとパヴェのちがいってなんですか?

「メレとパヴェって名前は聞きますが、違いは何ですか?」
ご質問いただきました。

パヴェリング、人気がとても高かった時代がありました。
今もネット通販などで名前をよく見かけますよね。

私もパヴェ大好き。

一方、メレ、メレーダイヤといった言葉もよく聞きます。
メレリング、メレタイプとかね。

ダイヤの呼び方と留めの技法

メレ、メレーとは「脇石ダイヤの呼び方」で、日本では0.1ct(約3.0㎜)以下の大きさのものを言います。
3.0㎜というと意外と大きくて、実際はピアスにしても良いくらいのサイズです。

リングやピアスの取り巻き(top画のようなもの)でよく使っていたサイズは1.8㎜くらいでした。


一方、パヴェとは「彫り留技法の一種」で、小さなダイヤを隙間なく留める技法です。
フランス語の「石畳」が語源の通り、きれいにみっちりダイヤを留めます。実際はとても技術を要する留め方なので、パヴェリングは高価です。

通常の彫り留は沈みこませて爪を寄せるのに対して、パヴェは地金を削って爪を作り、浮かせるように留めるているように見えます。

これは実際の留めを見たり、修理を依頼されて触った経験からの分析です。
私は彫り留職人ではないので、彫の手順はわかりません。

石のサイドからも光を取り込むので、みっちり隙間なく留まっていてもキラキラときれいに光るんですね。本物を見た時は感動してルーペでギロギロ見ちゃいました。

とにかくすごくキラキラでゴージャスでした。


今日は「メレダイヤ」と「パヴェ留」についての質問にお答えしました。
メレはダイヤの脇石の呼び方、パヴェは彫り留技法の一種でした。

なにか気になることがありましたらお気軽にDMやコメントお待ちしています。



パヴェについては海外のジュエラーのInstagramなどを見るとたくさん出てきますので、目の保養におすすめです。


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貴金属生命体つくる人/記号・リュウコ
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