小さなダイヤの数え方。
こんにちは、記号・リュウコです。
生き物を題材にオブジェやアクセサリーを作っています。そのほか、ハンドメイド作家さん向けに技術系youtube動画の配信もしています。
先日、最速でラインストーンを数える方法をアップしました。
今日は、この方法を教わった頃の話を書きますね。
あれはもう26年前。
社会人3年目くらいだった・・・
ダイヤ・ブライダル部に営業の同期がいました。
彼女は仕事ができる自慢の友人。見た目はコギャル(時代!)。
ダイヤ担当の彼女は毎日たくさんのダイヤを数えます。
「あーっ目がチカチカする!!」ってよく言ってました。
参考に無料の画像をお借りしました。
真ん中が親石、周りが脇石。メレダイヤ、メレーダイヤと呼びます。
1.2㎜~1.6㎜くらいが多く出るサイズだったかな・・・ちっさい。
小さな脇石も、とても厳重に在庫管理されていますので、「大きさ」「個数」「合計のキャラット数」のすべてを伝票に記載し、どのロットから出ているかも記録します。
この作業を1日に何度もやるため、数える脇石の数は何百、何千という単位です。
そんな中、1㎜くらいの小さなダイヤを「いちにいさんし・・・」とか「に、し、ろく、やの、とお」なんて数えていたら仕事にならない。
かといって「ご、じゅう!」と5個づついっぺんにも無理。
ちょっとやってみてください。
パッと見で5個づつって無理ですよね。
そのダイヤ部の同期は「3,2、3,2」で10づつ数えていました。
これが一番手の動きが少なく、目で数える負担も少ないそうです。
後で知ったことですが、ふつうの人間はパッと一瞬で理解できる数が「3」までなんですって。「4」もイケそうですけど、たぶん4だと「2・2」で判断していると思います。
なんと、ちゃーんと裏付けあったんですね。さすがプロ。
わたしはこの方法を教えてもらってから、メレの多い商品を確認するときは必ずやるようになりました。カウントミスもなく、かつスピードも上がり一石二鳥。
これはもしかしたら何か役に立つかな?と思い、20数年の時を経てお伝えすることにしました。
例えば、
①ワークショップの参加者さん用に材料を出すとき。
②キット販売のパーツ類を作るとき。
③天然石を扱う方で、ちいさな石をたくさん数えるとき。
④スワロフスキー、ラインストーンの棚卸。
⑤ストーン以外のちいさなパーツの棚卸。
などなど。
いろいろな場面で活用できると思います。
動画は、ピンセットの使い方もじっくりごらんくださいね。
実はこれが一番大事なポイントです!
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こんなことをしています。
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