ルンバ692ちゃんと一か月暮らしてみた
ルンバが我が家に来てから約1ヶ月が経った。
我が家のルンバは、一番お手頃価格の692という機種である。とても可愛いので、692ちゃんと呼ぶ。
それまでルンバと一緒に暮らすということがうまくイメージできなかったが、いざ一緒に暮らしてみると非常に、非常に、非常にラクだった。
まず、ルンバを購入する前にできるだけやっておきたいこと
ルンバを購入するまでに必ずやっておきたいこと。
それは 「部屋の片づけ」 一択。
掃除をしてくれるルンバを迎え入れるのになぜ片付けが?と思う人もいるかもしれない。
ルンバをうまく使いこなせなかった人の中には「床にモノが多かったから」という意見が多いという。
良く考えなくてもわかるが、ルンバにできることは、床に落ちているごみの吸引のみ。つまり床に何もない状態をキープしていないとルンバが何体いようとも意味がないのだ。
そんなわけでルンバを迎え入れると決めたら、まずは部屋の片づけから始めることがポイントになる。
ルンバの基地であるホームベースを置く場所が重要
現行シリーズは直径最大35㎝、高さは9㎝となるルンバ。
そのため、ルンバのホームベースを設置する場所は幅40㎝、高さは20㎝程度のスペースが必要になる。
さらにルンバのホームベースの前方には幅1・5メートルと奥行き2メートルの空間を確保することが望ましいと公式ホームページには書かれている。これ以下の場合、ルンバスムーズに掃除を進めることが出来なくなる。
ちなみに我が家はキッチンカウンターの下に設置しているカウンター下デスクの下。なんかちょっとごちゃっとしているけど。
ピンタレストやインスタにはもっとおしゃれに置いているルンバの画像があるので、692ちゃんのためにもいつかもっとおしゃれな場所を見つけてやりたい。
ここに帰っていく姿も可愛いんだけど。
ルンバはちょっと手間がかかるペットだ
ルンバの機種にもよるが、我が家のルンバ692ちゃんは、壁にぶつかれば適当に曲がり、そこ入れないだろうみたいなところにもいつの間にか入り込んでいたり、洗い物をしていると後を追いかけてきたりと
実に手間のかかる小動物のような愛らしさを持っている。
しかもスピードが高速ハイハイくらいなので、多少の赤ちゃんぽさもある。
おうちに帰れなくて別の部屋から助けを呼んできたり、なんか静かだなーと思ったら靴下を掴んでにっちもさっちもいかなくなっていることもある。
たまに子供たちによってモルカーのぬいぐるみが乗せられたりしていて愛らしさが爆上げになることも。
こうなったらもはやルンバは我が家の一員。大切な家族レベル。
ルンバが持つ、周りの人間を動かす力
そんなわけで、手間がかかりつつも愛らしいルンバ692ちゃん。
彼が自分の能力を100%発揮するためには床に何もないことが大前提になる。
リビング、それに続く和室、キッチン、廊下や子供部屋などルンバが入れそうなところは床にこまごましたものを置いてはいけない。
どれだけ前日の夜散らかっていても、次の日の朝にはまたルンバ692ちゃんが働くんだから、692ちゃんのために片づけないといけない。
結局ルンバの世話はお母さんがやるんでしょ!!!
といいつつも、いそいそと毎朝座椅子をどかし、ブランケットをたたみ、子供たちが学校へ行った後玄関を整え、アレクサに「ルンバの清掃を開始して」と頼むのだ。
実はもともと床にいろんなものを置いてしまう系女子として40年近く生きてきたのだが、692ちゃんのおかげで床にものを置かない生活が維持できている。
すごい。
ルンバ692ちゃん、掃除直後。
ルンバと二人三脚で掃除をしていく
もちろん、ルンバができることは床のごみを吸引する事だけ。それに特化しているわけで、床を水拭きしてくれるわけでも、床に散らばっているものをもとの場所に置いてくれるわけでもない。
ルンバが来たからといって、元から持っている掃除機を手放すのはちょっと待った方がいい。
例えば、ルンバが入れないところの掃除は自分で掃除機を持ってやらないといけない。
我が家ではルンバ692ちゃんと二人三脚で掃除をしている。
ラグの下なんかは目に見えないサラサラした何か(砂のような…ホコリのような…)が溜まっていたりする。
それを「お母さんはラグをどかして裏側を掃除するから、692ちゃんはどかしたところを吸引していって!」と作戦を立ててやるわけだ。
もちろん、そこに692ちゃんはいない。さっきテーブルの脚にぶつかって別の方向へ走っていった。思うようにいかないのがルンバなのだ。
それでもそのまま放っておいたらうまいことこのラグの下をガーっと掃除してくれたので、692ちゃんはやっぱりかわいい。
最近まで知らなかった機能、家を離れたら掃除開始
週に何度か夕方に買い物に行く。しばらくすると692ちゃんから「ルンバは正常に清掃を完了しました」という通知がくる。
家を出る前に動かしたわけでもないし、アプリから掃除を命じたわけでもないのに。
その時間家にいた次男に話を聞くと
「母ちゃんが家を出てからしばらくしたらルンバが勝手に動き出したから、掃除が終わるまで面倒見てあげた。いっぱい吸い込むから大変だった」
とのこと。ごめん、次男、692ちゃん。
なぜいつも家を出た後に動くのかと思ってたら、
「この範囲を出たらルンバは掃除を開始しますよ」というスケジュールが設定されていたからだった。
全くそんなつもりなく設定してたからびっくりするよね。
ちなみに、アイロボットのアプリからスケジュール機能を追加するときに、位置情報サービスを有効にするとこの機能が使える。
曜日指定で繰り返しができるので、ルンバが掃除するときとしないときあったのも納得。
これから夏休みを迎えるルンバとの生活
思うように掃除が出来なくなる夏休み。
ルンバ692ちゃんとの毎日の掃除時間も少し見直しが必要になるかもしれない。
692ちゃんが掃除している30~60分程度の時間は、子供たちも床のものを拾って、床でくつろがぬように。
また、家族で出かける時は出かける前の10分間で家の中をキレイにして、安心して692ちゃんが掃除できる環境を整えてから。
ルンバとともに暮らす初めての夏休みを楽しもうと思う。
そろえておきたいルンバのケア用品
フィルターは一番の消耗品なので、吸引力が弱くなった時用に置いておきたい。
正規品ではないので、保証期間が終わったり、ある程度寿命が見えてきたらこういったお得なものを使ってもいいかも。
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