片付け欲をうまく実行に移させてくれる「マンガ家主婦の掃除と片付け」
半月ほど前に家にルンバがやってきて、今までもやもやとくすぶっていたお片付け欲というものがうまい具合に爆発していくれている。
モノが多くてイマイチな家はもう嫌だ
アラフォーになって好みのインテリアもちょっとずつ変わって、使わなくなったモノも増えて、ずっと「ここどうにかしたいんだよなぁ」と思い続けていた。
かといってどこをどう手を付けたらいいかわからないし、とにかく要らないものを捨てることからやらないと終わらないし。
とぐるぐる試行していたところに
御手洗直子著の「マンガ家主婦のツッコミが止まらない掃除と片付け」が発売されたので読んでみた。
御手洗直子さんのエッセイコミックなら信用できる。御手洗直子さんは効率化とコストのかけ方がうまい。
「あっそれくらいならどんどんアイテムに頼っちゃおう!便利なもの使っちゃおう!」と、私のようなズボラ人間にの背中をぐいぐい押してくれる。
しかもPRでもないのに、便利な掃除グッズを紹介されていて、しっかり私の買い物リストに入ってしまっている。
メインは自宅の片付け。時には友人宅の片付けも
このコミックエッセイのメインは自宅の掃除や効率化できる家事についてのエピソード。
しかし時には自宅の掃除だけでなく、売れっ子漫画家さんや芸能オタクの友人の家に「依頼」されて片付けに行く。
「依頼」されて片付けに行くくらいだから、掃除術は信頼できるレベルにあると思われる。
一般人の概念では、雑誌は捨てるもの
グサっと来たあなたはオタクですよね?何かしらの。
私も雑誌はたまっていく一方のオタクでした。中学の時のアニメ雑誌、高校に入ったらファッション雑誌も。
そして主婦になったら主婦雑誌。
オタクは雑誌は情報源ではなく、推しが載っているアルバムのようなもの。だから捨てるなんてもってのほか!!という青春時代に培った感性のおかげで、雑誌類を捨てることが非常に難易度が高かった。
このエッセイの中では、おタクではない一般人の友人に「雑誌は読んだら捨てるものでしょ」と言われてハッと気づく御手洗直子さんの描写があるのだけど、オタクなら絶対共感できる気づきだと思う。
今でこそ、付録付き雑誌が当たり前になり、好きなブランドの付録がついている雑誌を買っても一度読んだら捨てることができるようになった。
まぁ、付録は捨てることができないからオタクの捨てられない精神はまだまだ健在だと思うけど。
ズボラ度が同じくらいなので見ていて安心する
御手洗直子さんのエッセイではズボラな面もしっかり描かれている。「ツッコミが止まらない」とあるくらいだから、ズボラな面はしっかり突っ込んでほしいということだろうと。
本当はかなりきれい好きそうな御手洗直子さんだが、時折見せるズボラな面部分は私とほぼ同じ!!!
先送り、放置、見なかったことに…
わかるわかる!!と首がもげるほど頷ける。
だからこそ、ズボラにも効く掃除グッズの紹介がもう本当欲しいものリストに刺さっていく。
スクラビングバブルシリーズへの愛が強い。私も買う!
ダイセルファインケム、私も欲しい!
片付け欲、あともう一押し欲しいときにピッタリの一冊
一冊を通して、効率化したり市販アイテムを使ったり、重曹などのポイント使いをしたり、と片付けに関するいろんなトピックスが詰まっている
読むだけでめきめきと片づけたい気持ちが湧き出てくるコミックエッセイです。本当におススメ。ルンバもこの本を読んで迎え入れる決意をしました。