連続インタビュー企画 【第3弾】ディレクション ワーママはる 「プロジェクト立ち上げは助け合い、それを個人の力に」
手帳プロジェクト ディレクションチームの連続インタービュー企画も今回が最終回です。
【第1弾】全体統括 ようこさん
【第2弾】プロジェクトマネジメント 京野
【第3弾】アドバイザー ワーママはるさん◀今回
本記事はプロジェクトメンバーりぃさんによる寄稿です。
ディレクションチームのインタビュー、最終回はワーママはるさんにご登場いただきます。
第3回 ディレクションチーム ワーママはる
手帳プロジェクトが始まったキッカケ
ー はるさんの「手帳部の皆さんのノウハウ入れて、来年の手帳作ったら・・・なんて着想しました。」という一言から始まったはろこみ手帳プロジェクト。手帳を作ろうと着想したキッカケは何ですか?
会社員時代から、どうしてそんなに時間があるのか?とよくご質問をいただくのですが、「時間を作る」上で、一番助けてくれたものは何だろうと考えた時に、真っ先に浮かんだのが「手帳」だったのです。
時間を見える化することは、時間が無いと思っている人ほど大切。
時間の見える化には、やはり手帳が有効だと思っています。
はろこみには手帳部と言って、毎月メンバー同士で手帳の振り返りを行うグループがあるのですが、こんなに手帳の事を考えている人達がいるのだから、このノウハウで手帳を作ったらいいんじゃない?と着想的に閃きました。
ー この一言がキッカケで人が集まり、1ヶ月で形になろうとしているのだから驚きです。
そうなんです。
最初は4~5人で集まって、既存で販売されている手帳の使いにくい部分を改良し私たちが求める物に変更して、業者に依頼、短期間で作れたらよいなと思っていました。
ところが、想像以上にたくさんの方が参加したいと手を上げてくれてスタートしました。
手帳の中身のアイデア出しをしているのを見て、みんな本当にゼロから手帳作ってる!と驚きました(笑)。
ワーママはるさんから見る手帳プロジェクト
ー 最初の想定と異なる形でスタートしたプロジェクトですが、今動いている様子を見ていてどんな印象を受けますか?
当初、プロジェクトを進める際は、意思決定が遅れるので少人数で行うのがベストだと思っていました。
ですが、色んな方が参加してくれたおかげで、結果的に良いものに仕上がってきているのを見て「こんな進め方もあるのか」と、私自身も新たな気付きとなりました。
いわゆる仕事と呼ばれるものは、あれやってこれやってと指示されて動くことが多いです。
しかし、このプロジェクトは皆さん自発的に動いてくださっています。
育児や家事や仕事がある中で取り組んでいるため、それぞれの活動には濃淡があります。
そんな中でも、自ら納期を設定し、必要な業務を調べ、「今の私にできることは何か?」と、依頼しているわけではないのに動いてくださるんです。
便宜上、各業務を分けてチーム化し、その中でもコアとなるメンバー、サポートメンバーと分かれてはいます。
しかし、コアだから、サポートだからという垣根がなく、それぞれが出来ることをやっています。
「面白そう、やりたい、やろう」という気持ちをつなげてるのが印象的です。個々の力が大きな力になってプロジェクトが動いているんです。
みんなが「初の取り組み」なので課題も出てくるのですが、臨機応変に意見を出し合えるのも良いですね。
ー 本当に素晴らしいプロジェクトですね。住んでいる場所も素性もほとんど知らない相手同士で、こういった建設的な環境が作られている理由はどう推察されますか?
手帳を作って届ける目的が明確だということもありますが、心理的安全性が保たれていることが大きいと思います。
失敗してもOK、たとえ失敗しても誰かに揶揄されたりバカにされるわけでもない。企業にありがちな社歴をや階級を重んじることも、嫉妬もない。そして本名も背景も知らないことで、逆に個人の意見を出しやすくしているのかもしれません。
ー このプロジェクトの中でワーママはるさんが心掛けていることは何ですか?
個々の内容について、細かく発言しないようにしています。
問題が起きてもOK。何かあった時の最終的的な責任はとります。
万が一売れ残っても私が買い取ります(笑)。
ー まさに理想の上司像!かっこいいです。ディレクションチームはワーママはるさん含め3名ですが、それぞれの役割はどうなっているのですか?
ディレクションチームの役割は全体を俯瞰し、問題が起きる前、また万が一起きた際に調整することだと思っています。
また、ちょこちょこ出てくる課題を、実際に作業しているメンバーが不快に感じないよう調整するようにしています。
ようこさんは手帳の質や作りこみに関わる部分をすべて見ています。
京野さんは各チームの進捗管理の確認と、プロジェクト全体の管理をいます。
私は悩んだり、判断にもめたりした時に決断を下す役割です。
手帳プロジェクトのメンバーも知らないと思いますが、実は毎日3人でダイレクトメールを使って色々と相談をしています。言いにくい事もズバズバ言いながら(笑)とても良い意見交換が出来ています。
お二人とも、頭の回転が早いから、あっという間に進んでいきます。私も、一応何もしていていないわけではないんですよ(笑)。
ー 手帳部の皆さんが思い切って活動できるのも、こうした見えないサポートに支えられているからですね。はるさんから見たようこさんと京野さんの印象を伺ってもよろしいですか?
2人ともタイプや仕事のやり方が全く違って面白いです。
多種多様な意見が出た際、ようこさんはご自身の中でまとめて考察し、結論が出てから言動に移すタイプに感じます。
細かいことでもめている際、都度意見を言うわけではなく、少し時間をとって、ようこさん自身の考えに落とし込んだ上でスピード感を維持したまま最終回答が返ってきます。そして言いにくいこともちゃんと伝えるのですが、とても気遣いが出来るお方です。全体を俯瞰して見る力がすごいですね。
京野さんは、エンジニアということもあるのかもしれませんが、後々困りそうな問題の火種を見つける能力がとても優れてらっしゃると感じます。細かいところで躓くと、後々の流れに大きく響いてくることがありますが、こういった一見素通りしてしまいそうな課題を見つけ、迅速に対応してくださります。そして一貫性があります。プロジェクトのフォローもとても細やかなので助かっています。
手帳プロジェクトへの期待
ー 最後に、この手帳プロジェクトに期待することを教えてください。
最終的に個人のブランディングになればいいなと思います。
まずは、手帳メンバー自体の自己効力感に繋がって欲しいです。
ワーママは自己効力感が損なわれている人が多いなと感じます。
職場でも家庭でも何かを完遂できる機会が少ないんですよね。
今回、みんなの力を少しずつでも出しあい、本業も家事も育児もしながらやり切ることが出来たら、今後の人生において「新たなチャレンジをする力」になると思います。
今回はたまたま手帳でしたが、これをキッカケに、はろこみをを通じて色々なプロジェクトが生まれると良いですね。
物販でもお店でも、何かを始めようとする時はすごくパワーが必要ですし、1人でやろうとすると時間もかかります。
この立ち上げの部分をみんなで助け合い、自走し始めたら後は個人が自力で走らせ、その後に「個人の力」にしていけばいいと思ってるんです。
「最後は自分の責任と覚悟でやるけど、初速だけ応援してください!」というような助け合いが出来るといいですね。
はろこみは、ただ仲が良いだけの慣れ合いの場ではなく、”寄り合いの場”であると思っているんです。
起業でも副業でも、はろこみで練習してやってみる。失敗したら、またはろこみ内で共有して別の人が活かしたり、次の挑戦に備えればいい。そんなプロジェクトがたくさん生まれたら面白いですね。
ー ありがとうございました!
おわりに
はろこみ手帳プロジェクトのディレクションメンバーのインタビューを3回に分けてお届けしました。
私自身もこのプロジェクトに参加させていただいていており、いつかお三方にプロジェクトにかける想いを聞いてみたいと思ったのがキッカケで、お話を伺う機会をいただきました。
素敵な思いが詰まった手帳を皆さんにお届けできるよう、メンバー一同頑張っています。引き続き応援よろしくお願いいたします。
はろこみ手帳2021は数量限定。気になる方はぜひ公式noteで今後の詳細をチェックしてみてくださいね!
文責:りぃ
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