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私がなぜ子どもを怒らないでいられるか

有料マガジン記事ですが、今回は短いコラムなので無料公開です。

先日、今まで息子を怒ったことがないというツイートをしたら、ポジティブな反応をいただいたので、今回は子どもを怒らないコツについて書いてみたいと思います!

子どもの立場でかんがえる


まず前提として、私は人間も所詮動物だと思っています。

いま息子は2歳になったばかりですが、それってつまり、この世に誕生して2年ってこと。

いま自分が生まれて2年の動物だったらはじめて見るものに興味を持つのは当然だし、なんでも試してみたくなると思う。

水たまりがあれば入ってみたいし、高いところには登ってみたいし、そこから飛び降りてみたい。

私が彼の立場でもそりゃやっちゃうよね、って思う。

そう考えると自然と、子どものやりたいって気持ちはなるべく尊重しようと思えます。


危なくないものだったらやらせてみても良いと思います。

水たまりに入りたがったら1回は入らせてみる。
それで「汚れちゃったね、冷たいね、おうちに帰って洗おうね」とする。
本人もやってみればどういうものか分かって気が済むということもある。

これはもちろんいつもできるわけじゃないけど、余裕のあるときにはできる限り叶えてやるようにしています。


そもそも見せない

じゃあ危ないもの、してほしくないこと、今は駄目っていうものはどうするか。

それは、駄目なものはしたくなるようなきっかけを作らないというのが最善の策だと思っています。

子どもが興味を持ちそうなもので触ってほしくないものはそもそも見せない工夫をします。

子どもの目の前に置いておいて、子どもが興味を持ったら駄目だよと取り上げて子どもが泣く。これって親の責任だと思っています。


とにかく共感がだいじ

そのうえで、駄目を教えないといけないといけない場合にも、やっぱり子ども目線を忘れてはいけないと思っている。

そうだよね、やりたいよね…気持ちはすごく良くわかるよ!!
やりたくなっちゃったんだね〜。
そうかそうか〜!

そのうえで、「でもね、これは危ないから駄目なんだよ」です。

これは、子どもと信頼関係を築くということだとも思うのです。

命令ではなく、禁止でもなく、子どもに共感して自分を主語にして気持ちを伝えること。

君はそうしたかったんだね。
でも、お母さんは悲しいからやめてほしいな。お母さんはそれ嫌だな。

こういう説明の仕方をするようにしています。

「私が同じ立場でもそう思うよ!でもでも今は駄目なんだ、ごめんね!」って気持ちで全力で共感します。
そうやって抱きしめて言い聞かせると、だいたい分かってくれます。


息子は絶賛イヤイヤ期。
自己主張や意思が強くなってきていますが、それでも大きく困ったことはありません。
それは子どもと信頼関係を築き、コミュニケーションが取れているおかげなんじゃないかなと思っています。


子育てって人間同士のことだからすべてうまく完璧にとはいかないし、そりゃあイラッとすることもある。悩みも尽きない。

今回の話がどなたかの参考になれば幸いです。
お互い子育てがんばりましょう。

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