PIXEL 9 Pro FOLD に見るGoogleの買い替え戦略
Google新生活キャンペーン
Google Pixel 9 Pro Fold
257,500 円より
実質値引き額：最大 200,000 円
- 通常価格から 45,000 円引き
- 55,000 円分のストア クレジット
- 対象デバイスの下取りで払い戻し（Google Pixel Fold、iPhone 13 Pro Max の場合、最大 100,000 円）
（2月28日から3月31日まで）
というわけでGoogleストアの新キャンペーンが開始されました。Androidは折り畳みが大好きな私がFOLDだけ詳しく見ていきたいと思います。FOLDだけです、他はいらん。
Google Pixel 9 Pro Fold 257,500 円
値引き 45,000円＝差し引き212,500円
ストアクレジット 55,000円＝差し引き157,500円
下取りで払い戻し 100,000円＝差し引き 57,500円
10万円の端末を下取りに出す場合、次のモデルに57,500円で買い替えできるビジネスモデルです。端末を壊さない限り、今後このスタイルが踏襲される訳です。
ここで重要なのは対象にiPhone13 Pro MAXが明示されていることでこの層の買い替えを狙っているのです。そして13Pro MAXの状態の良い中古は8万円前後。私はポイント還元含めて8万円のものを早速購入しました。2万円くらいしかトクをしない訳ですが、下取り値引きは嬉しいですよね。
PIXELは高く売れる？
Pixelの買取価格ってっどうなんでしょうか？
このモデルは次に買い替えるモデルなので現金化しなくて良さそうです。が、相場を把握するべき。
現時点でのラクウルの買い取り価格はこんな感じです。ソフマップのポイントカードにビック買い取りマネーとして入金すると10％上昇します。また一般的にフリマアプリなどのほうが価格は上がります。8万円の端末を10万円で下取ってもらう前提が満たされれば、実費は137,500円（8万円+57,500円）ですので損をする可能性は低いでしょう。
1年後2年後の買取価格は間違いなく下がりますが、このGoogleのキャンペーンは1年後に継続される可能性が高くその時に判断すれば問題ないと思います。買った端末を下取りしなくてもいいはずなので。
iPhone13 Pro MAX 2021/9/24
PIXEL FOLD 2023/7/27発売
PIXEL9 PRO FOLD 2024/9/24発売
キャンペーン開始日 2024/2/28
製品発売半年後に旧製品の値引きと新製品の販売を行う訳です。半年落ちで良ければ安く使えるのは魅力ですし、Googleの販促対象になるのもよく分かります。面白いのは古いiPhone13 ProMAXユーザーの買い替えを促している点でしょうか。
PIXEL購入時の注意点
私は面白いなと思ったので踏み切りました。購入なので売却すれば損は出にくいと判断しています。
ただ、PIXELは重大な問題があります。修理費用がバカ高いのです。
インナーディスプレイ修理 146,080円
使用者によりますが、何らかの保証に加入してダメージ軽減するほうが無難です。幸い私は今のところ壊していませんが、これはケースにもよると思います。ヒンジの開閉を保護する（開きすぎない）ケースでないとかなり危険度が高いでしょうね。
まとめ
折り畳みスマートフォンはまだまだ高額です。正直気軽に買える金額ではありません。それでも、使いたい！
そんな方には格好のキャンペーンが来ました。今後これが定番化していくのではないでしょうか。iPhoneから客を奪うなら、製品ラインアップにないこのFOLD型こそが最上の選択肢でしょう。
iPhoneのシェアに対してGoogleは劣勢です。でも世代交代する液晶折りたたみなら、定価が結構高額でも売れる訳です。ストアクレジットや値引きの還元がありますが、定価自体は高いまま。そして定価が高ければ修理代金の回収や保険の掛け金も高く設定できます。
ちなみに私が契約した初代PIXEL FOLDの契約は2023/11契約で1447円の24回なので34,728円です。発売後4ヶ月でのこのキャンペーンは投げ売り感がありました。それはそれでハズレ製品かと不安になりましたが。
ただ返却の必要がある上に回線契約や諸経費がかかっています。解約しましたが保証にも入っていました。なんだかんだで縛りがない条件ならこれで十分かなという気はしますね。2年縛りだと、故障時のリスクもかなり大きくなりますので。
ちなみに製品の使い勝手はこちらが参考になります。
iPad mini 6との比較記事ですので、ソソられること請け合いです！