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Netflixのポップスが最高に輝いた夜を見て!

Netflixで公開されたポップスが最高に輝いた夜を、あくまでも僕の本職であるカメラマン目線で見た感想を皆さんに聞いて欲しくて書きました。

1985年当時のスーパースター約40人が“We Are The World”を1箇所のスタジオで超極秘レコーディングをする様子を映し出すドキュメンタリーです。

“We Are The World”は言わずと知れた名曲ですが、今このデジタル時代なら絶対に行われないレコーディングで、この日本でも1箇所に40人もアーティストが集まって収録をする事は無いだろう。

その中で、個性の塊の面々で我が1番だと信じて揺るがないアーティスト達をまとめて一曲を作り上げるのだが、収録できるリミットである一晩をカメラマンとしてどう邪魔をせずに完璧に撮影をこなせるだろうかと考えると、毎晩寝れないし寝てからも夢で考えさせられる毎日です。

と言うのも間違えなくその数時間は、永遠に語り継がれる日だし、語り継がればけれならない一晩。
それには映像や写真で語り継がれる様なものを撮らなければならないと言う事です。

この仕事に関わる人全て(アーティスト含む)そんな重圧の中仕事をしていたと思うと自分が出来るのだろうか?そしてどう撮るのだろうか?と考え込んでしまったら寝れなくなった。

恐らくスタッフ含めてこのプロジェクトメンバーは個性の塊で自分を持ってる人達だと思うけど、その個性を出しながら自分を抑える作業をしなければならないプロジェクトで自分にはそんなこと出来るだろうか?そしてそんなプロジェクトに今後カメラマン人生で出会えるだろうか?とも思わされた。

スポーツカメラマンになった時に自分がそのアスリートの最後を撮影すると決めていたアスリートが3人いて、そのアスリートがイチロー選手、三浦知良選手、武豊騎手の3名で、その内イチロー選手だけ引退をした。(引退試合撮影させて頂きました)

そして僕にはスポーツカメラマンではなくカメラマンとしてもう1人撮影したいアーティストがいます。
その方は小室哲哉さんです。
もしこのドキュメンタリーの様な撮影で小室哲哉さんも参加していてカメラマンとし自分がどう撮影出来るかを考えると実は今の自分には自信がないと言うか普通の精神状態で撮影出来るかが不安です。

そんな中スタッフはプロ意識を持ち、何よりも楽しんで仕事をしてる事が素晴らしく感じた作品でした。
まだ自分の中で答えは出てないけど、もしこの様な機会があれば自分らしく最高の瞬間をアーティスト並びに後世に伝えていければと思ってみました。

いつまでも高揚感に浸り続けられる作品だから絶対に見てね!

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