結局なりたいのは、デキるビジネスパーソン。「#こんなマーケターになりたい」
最近、仕事の業務内容が変わって、キャリアについて考える機会が増えました。そんな時Shunさんのこの記事をみて、素敵だと思いました。
なので、迷走中の自分も「#こんなマーケターになりたい」に乗っかってみた。
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そもそも私はSNSマーケティングの支援会社にいます。
そこで、自社サービスの「マーケティング業務」と、サービスそのものである「コンサルティング業務」両方を兼務しています
つまり、俗にいう「BtoBマーケター(前者)」と「SNSマーケター(後者)」の二足のわらじ状態です。
■最近の気づき:仕事の根幹はほぼ同じで、求められるスキルセットに違いがあるだけ
BtoBマーケターとしては、オウンドメディア(「ソーシャルメディアラボ」)を運営してインバウンドのお問い合わせを創出したり、リアルイベントを開催して潜在顧客と接点を作ったりしています。
一方、SNSマーケターとしては、クライアント企業のSNS運用の成果を最大化させるため、プランニングと実行(ディレクションが多い)に責任を持っています。
両方を通じて思うことは、二つとも仕事の根幹は共通しているということ。ただ、それぞれの分野に専門性がある。
ごく当たり前ですが、自社であろうと他社であろうと、ビジネスゴール(お問い合わせ数や、エンゲージメント率・フォロワー数アップ)を達成するために、ターゲットに対して有効で実現可能なアクションを選択し、関係者を説得していざ実行し、軌道修正していく、一連の流れがあります。
そこには関係者が共有している基礎(4Pや購買ファネル、ビジネスモデルの理解など)があるということ。
そしてその基礎の枝葉に様々なスキルセット(たとえばSNSアカウントのプランニングや広告運用、コンテンツマーケやSEOなど)が存在するということです。
■そもそも「マーケター」の仕事ってなんだ?
そもそもマーケティングとか、マーケターの仕事ってなんでしょうか。
私は個人的に、マーケティングを「企業の商品サービスを、消費者に買ってもらう仕組みを作ることで、利益を出す一連の活動」と解釈しています。
うーん。文章にすると、すごく教科書的ですね。。汗
上記の定義でいうと、たとえ営業であろうとエンジニアであろうと、クライアントやエンドユーザーに満足してもらうために工夫する点で、(究極的には)みんなマーケティングのスキルが求められるのではないかと思います。
なので、誤解を恐れず言うと、従業員として所属企業の利益を上げるために仕事している=マーケティングしている、といっても良いのではないでしょうか。
そのため私はキャリアに関しても、「こんなマーケターになりたい!」というより、「市場に価値提供できるビジネスパーソン」でありたいと考えています。
■「#こんなマーケターになりたい」:現状の回答
これでは、記事タイトルのアンサーになりませんね。。閑話休題!
冒頭でも書きましたが、私は新卒2年目でマーケ部(BtoBマーケター)とコンサル部(SNSマーケター)を兼任しています。
先ほど「市場に価値提供できるビジネスパーソン」でありたいと書きました。現時点の回答では、会社と社会の貢献度を考慮して、まずBtoBマーケターとしてのレベルアップを目指し、自社課題の解決にこだわっていきたいです。
ただ、これはSNSマーケター的視点が必要ないと言っているのではないですよ。
SNSマーケティングの支援会社としてクライアントと関わる点や、プラットフォームやユーザー行動の変化が非常に激しい点を考えれば、今のコンテンツ制作や分析のサービスを強化したり、そもそも提供サービスを変化させたり、現場に即した工夫が自ずと必要になります。
こうした「SNSマーケティング」の支援の在り方を突き詰めることは、言い換えれば、企業として正しいポジショニングを取り、競争に対して優位性を出すことに繋がると考えています。
その意味でこの仕事はBtoB(自社)マーケティングの一部であり、視点が一段上のレイヤーに上がっただけです。
■これから必要なスキルセットは何か
そう、ここが具体的にバッチリ見えていれば苦労しないよ、と言いたいです。。(笑)
今まで、BtoBマーケでいうと【コンテンツマーケティング】や【CRM】、【セミナー集客】といったスキルを自分なりに尖らせてきました。
ただ、それらがある程度成果として実を結んできたため、次に移行していきたいと思っています。
▼入れるべき知識・やるべきアクション
・マーケターとしてマーケやブランディングの【基礎知識】、【プレゼンや説明の技術】。 まだまだ足りていない。特に後者をサボり過ぎている
・SNSマーケ視点では、長期的には【商品開発】や【店頭・店舗施策】など上流のノウハウ。 短期的には注力テーマを決めて【SNSアカウント運用事例の社内勉強会】の実施
・BtoBマーケ視点は、SNSのユーザー行動と運用施策を紐づけた【新サービスの開発】 一方、自社メディア以外での露出を増やすための【戦略PR】
ここの抽象度高い【】部分を、具体に落とし込み成果を出していきます。
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このように、将来なりたいマーケター像や必要なスキルセットを棚卸してみて分かったことがあります。
それは現状の「SNSマーケター」というスキルセットを分解して、この先ずっと頑張っても、それだけでは市場価値が高まらないという点です。
私はインターン時代からこの業界に携わり始めて、4年目になろうとしています。最初の数年で、専門領域を狭く深く追求すること自体は問題ないと思うのですが、その後ひと段階上のレイヤーに上がれないかを考えた方が良いでしょう。
具体的には「SNSアカウント運用」だけではなく、「口コミ分析」や「ネット広告」などと掛け合わせて【デジタルマーケター】を目指すなど展開が求められます。
この辺りは山口義宏さんの「マーケティングの仕事と年収のリアル」に説明があり、とても参考になります。
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※どうでも良い補足を最後にします。実は途中出てくる写真は東アフリカのルワンダ共和国で私が撮ったコーヒーと大自然です。アフリカは最高。
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