心の壁
いやさ、しばらく友人から連絡がなくて、「おかしいなぁ、どうしたんだろう?」と思ったことが何度もある。
こういう時には、相手が亡くなってることが多い。
しばらくして、近親者が代わりに連絡をくれたり、近親者と会った時に事態について教えてくれたり......
あるいは、予期せず唐突に訃報が届いたり......
プライベートでも、亡くなる人が多めだから、おそらくは構える癖がついてしまったのだろう。
だからこそ、色々経験しても感情を感じ続け、人間関係で距離を詰められて、死期に思考が及んでしまう人とも親しくなれる人は尊敬する。
感情豊かに、優しさと親近感、一種の愛情すら持って他者と接し続けられる人を尊敬する。
心に壁など作らず、毎回辛くても、純粋に他者との関係を深め、無垢に懐いて親しくし続けられたら良いのに。
つい、何かあると...... いや、その前からかな? 他者との別れを予期して、自分の心を守るために構えて...... ある意味壁を作っちゃうのが嫌だ。
相手と接する時は、全く何も予期していないフリはしてるつもりだけど...... 上手く、無知の演技はできているのだろうか?
作った優しさってやつは、簡単に見破られてしまう。小児期から闘病していたり、死期が近いとなおのこと、不自然に優しいことに気がつくだろう。
いつもと同じに振る舞うのも、見破られたりするのかな?
相手や周囲にどう思われても、相手には「死期を意識している」ことを悟らせずに、いつも通りに優しく振る舞いたい。
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