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自己理解と小笠原への船旅:10泊11日の7日目

こんにちは、関わる人を幸せにしたい、旅するエンジニアのこばっちです。 「自分探しの旅」として計画した小笠原の日々をお伝えします。 以下に当てはまる人に読んでもらえると、参考になるところがあるのではないでしょうか。

  • 小笠原旅行に興味がある

  • 自分探しの旅に興味がある

  • 旅x自己分析に興味がある

  • 旅先で交流に興味がある

  • 釣り天国に行きたい

  • 海が大好き

  • 6日以上連続して休みが取れる

  • サンセットSUPに興味がある

写真は、サンセットSUP中の友人です。

スケジュール

いつものスケジュール大公開です。過ごし方の参考になれば幸いです。
この日は、母島から父島に戻る日です。出航日の午前中の過ごし方は、私みたいに釣りをするもよし、トレッキングするもよし、ダイビングするのもいいと思います。
父島に戻ってからは、かねてからやってみたかったサンセットSUPに挑戦、良い景色が見れて最高でした!


ポイントを箇条書きにします。

  • 早朝は、堤防で釣りに挑戦してみました。エギングやサビキをやってみますが、小さな魚一匹しか釣れず、撤退。釣りポイントや仕掛けが全くわからないので、現地でやっている釣り人に教わった方がいいですね。

  • 朝ご飯は、父島でゲストから頂いたパスタを食べました。宿にキッチンがないため、持参したクッカーにパスタを折って入れ、水で戻してから、給湯器でお湯を沸かしてかけてみました。正直、お湯できちんと茹でた状態とは程遠い完成度になりました。

  • 電話会議は、友人と毎週土曜日行っている近況報告会のようなものです。WEB会議ツールのGoogle Meetで話しましたが、途中こちらのインターネット接続状態が悪くなり通信切断するなどトラブルがあったので、仕事でがっつり電話会議しますという人は、通信トラブルに要注意です。

  • 宿のチェックアウトは9時でお支払いしましたが、出航日かつ混んでいないということで12時まで使わせていただけるということでした。こういう配慮がありがたいですね。

  • 昼ごはんはもはやお馴染みの大漁寿司さんで友人2人とお邪魔しました。最近漁船が出ていないということで島魚メニューがあまりありませんでした。冷やし中華が通に人気らしいです。大漁寿司さんのおじいちゃんはなんとなく話しかけにくいオーラが半端ないですが、何回も行って少し慣れてきました笑

  • 昼ごはん後も時間が余っていて、88 cafeさんにお邪魔しました。行ってみたかったkujiraカフェはclose日でした。友人はコーヒーとバームクーヘン、私はパフェを注文。母島での思い出を語りながらカフェで過ごす時間は最高ですね!

  • ははじま丸出航時、港から何人もの方々が「行ってらっしゃい」してくれ、感動しました。アンナビーチさんというゲストハウスのホストが最後まで大きな口笛を吹いてくれ、そこに泊まっていた友人も感動していました。

  • この日の母島→父島に乗船する人がそれなりに多く、送迎をみている間に座敷が埋まってしまいました。みんな綺麗に等間隔で川の字で寝ている間に入るのも難しいと思い、リクライニングチェアスペースで寝ることにしました。私はそれなりに寝付けましたが、友人は寝付けなかったとのこと。

  • 父島についてすぐ、友人と共に、SUPツアーのお迎えの車に乗って小港海岸へ。ツアーはOOCC サップツアーズさんを利用しました。おそらく島で唯一サンセットSUPをやっているところです。ゲストは私たち2人だけで、私はSUPの経験が何度かありましたが、友人は初めてとのことで、マッチョなお兄さんにマンツーマンでレクチャーしてもらっていました。まず川で漕ぐ練習をした後、海へ移動。海も静かで白砂が綺麗な海岸で、サンセットの美しい赤紫の空と相まってとても綺麗でした。さらになんと、遠方500mくらいにハシナガイルカの群れが。小笠原にイルカに会いにきたと言っても過言ではない私は大興奮で、必死にSUPを漕いで近づいて、カメラにいっぱい収めました。近づきすぎると可哀想ということで、飛び込みに行きたい気持ちを抑えつつも、サンセットxイルカという光景に幸せいっぱいでした。

  • ツアー終了後、車まで戻る途中、山から降りてきた旅行客と会って話しました。山頂から見る景色はとても綺麗だったということで、後日行くことを決心しました。彼女らは歩きで宿に向かっていましたが、シャンティさんという小港海岸に近いゲストハウスに泊まっているとのこと。友人の一人もそこに泊まっているので、すごい偶然ですね。

  • 宿まで車で送迎してもらった後、持参したカップ麺を食べました。夕食の時間は18:00からでしたが、ツアー時間的に間に合わなかったので、この日はご飯なしにしてもらいました。

  • 宿はロックウェルズというゲストハウスに泊まりました。なぜ選んだかというと、部屋の窓から海が見えることと、個室なこと、2食つきで8900円と安かったからです。周辺に飲食店がない立地だったり、建物自体が年季が入っていたり、ヤモリが家の中で家守していたりと、万人におすすめできるとは思いませんが、温かいホストとそのお子さんがいて、家族になった気分になります。残念ながら諸事情により今月2024年9月いっぱいで現ホストによる営業は終わるということでした。

自己理解ワーク

この日は、ネガティブ体験をまとめるというワークをしました。具体的には、自分のモチベーショングラフからネガティブだと思う体験をリストアップしました。ネガティブ体験の種類は、「退屈体験」「怒り体験」「絶望体験」「失敗体験」などです。ネガティブ体験を深掘りして、なぜがわかると、その裏返しは自分が大事にしたいもの、つまり価値観がわかるという理屈です。
自分の過去を振り返ると、失敗よりも、対人関係や病気の要因のものが比較的ネガティブ度合いが大きいと感じました。このことから、よりよい対人関係や健康を大事にしたいと考えていることがわかります。 もちろん、ポジティブ経験から大事なものを探ることもできます。例えば、今旅行しながら気づいたこととして、旅行中の出来事や過去の旅行経験を話したり聞いている時が一番幸せだと感じます。

まとめ

2泊した母島を離れ、父島に帰ってきました。1航海だと母島・父島両方を満喫するには短いですが、2航海以上の人はぜひ母島にも足を伸ばしてみて欲しいです。都心と比較すると色々不便な地であるからこそ、助け合いがなければ生きていけない地であり、旅行であっても一つ一つの出会いを大切にしないと楽しさが半減します。私はドミトリー形式には今回宿泊しませんでしたが、友人の話を聞く限りドミトリー形式のゲストハウスの方が、ゲスト同士の交流が多く、ホストとも仲良くなっているように見えたので、興味があればぜひゲストハウスに泊まってみて欲しいです。
旅行をしていると、沈みがちだった気分が上向いてくる理由をよく考えるのですが、それは、やりたいことを考え計画するときのワクワク感、したいと思ったことができた瞬間に味わう充足感や、その体験を誰かに話す時に得られる高揚感、また、他の誰かの素晴らしい経験を聞いて自分もやってみたくなるチャレンジ精神、この4つの要素がいい感じにループしているのではないかと思います。言い換えると、目標設定と達成、振り返り、新たな目標の設定という要素ですね。
自分探しをしている人、夏休みをまだ使っていないという社会人、就活が終わって卒論もない学生、移住先を探している人、そんな人たちが集まる場所、小笠原。美しい海と唯一無二の体験が待っています。また行ったことがない人は、時間を作ってぜひ行ってみて欲しいです。

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