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ご家族に認められたい 40代男性へ
大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。
主業務は「夫婦関係修復カウンセリング」。
幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。
私たちは、幸せになるために生まれてきました。
そして、幸せになるために結婚したはずです。
それなのに、悩みは尽きませんね。
でも、ご自身が学ぶことによって、悩みを軽減したり、前向きな悩みに転換させることができるでしょう。
私たちの生活は、思い通りにならないことばかりです。
仕事でも、プライベートでも。
つい、イライラしてしまうことはありませんか?
イラッとしてしまうこと自体は、悪い事ではありません。
人間に、当然備わっている感情ですから。
でも、それを自分で処理できなくて、他人に八つ当たりしてしまうとしたら問題です。
仕事の場でなら そのイライラは何とかして抑えるでしょうが、家族に対してはどうでしょう?
特に、配偶者に対して。
仕事で うまくいかなかったときに、配偶者に八つ当たりしてしまうことはないでしょうか?
仕事でなくても、近所づきあいや子どもの学校のことで うまくいかないことなど、毎日のように起こることでしょう。
そこで、配偶者が優しく愚痴を聞いてくれれば気持ちが納まるかも知れませんが、そんな時に限って、配偶者も忙しかったり、愚痴を聞いてほしかったりするものです。
お互いが、「自分の気持ちをわかってくれ!」と訴えていては、収拾がつかなくなってしまいます。
私の事務所では、夫婦関係に悩む方のご相談をお受けしているのですが、最近は男性からの依頼が多くなっております。
良い夫婦関係を築きたいという思いは、男性も女性も同じなのですね。
男性からのご相談では、その人物像に共通点があります。
「仕事ができる」
「家庭でも大黒柱だと思っている」
「自分は正しいことを言っている」
これらは、すべて良い事なのです。
が、夫として、父親としての立場から これらを主張していると、夫婦間・親子間で歪(ひず)みが起こります。
本人としては正しいことを言っているので、余計に力が入ります。
「俺は正しいことを言っているのだから、家族はそれに従うべきだ」という構図が、頭の中に出来上がっているわけです。
とはいえ、正しさは人の数だけあるのです。
奥さんにも、お子さんにも、感情があり 意見があります。
その意見を無視して「俺が正しい。お前たちは、黙って俺の言うとおりにしていればいい」と無意識のうちに考えているのでしょう。
奥さんや子どもが 自分の言うとおりにしなかったら、怒鳴ってでも従わせようとする。
女や子どもの立場からしたら、大人の男性が怒鳴って威圧する姿は、とても怖いのです。
だから、黙る。
せいぜい、睨み返すくらいしか反抗することはできない……。
夫、父親の立場からすれば、言い返してこない妻子の姿を見て「やっと わかったか」と思い、自分の家庭はうまくいっていると錯覚してしまうのです。
家庭からは笑顔が消え、家族間の会話は連絡事項だけに。
それを繰り返しているうちに、家族からの信頼をなくしていっていることに、多くの夫が気づいていません。
そして ある日突然、妻からは離婚届を突きつけられるということになるのです。
妻にとっては、ある日突然でもなく、前々から準備しての離婚届になるのですが、夫としては「青天の霹靂」なのでしょう。
だって、夫として父親として、家族をリードし、うまくやっているつもりだったのですから。
私の事務所に相談に来られるのは、このような状態になってからです。
こうなってしまっては、家族間の人間関係を改善するのに、かなりの時間と努力を要します。
特に、妻が仕事を持ち、経済的に不安がないのなら、離婚は決定事項となるでしょう。
とはいえ、夫婦関係を改善するのが、不可能というわけではありません。
ご自身の問題として現状を受け留め、ご自身が変わることによって夫婦関係を良くしたいと決意していただけるなら、修復は可能です。
但し、相当の覚悟をしていただかなければなりません。
数十年もかけて培われた考え方や行動を、これから変えていかなければならないのですから。
良い情報との出会いは、人生を根本から変えることがあります。
今まで、妻子を引っ張っていくためには、正しいことを言い聞かせたり、怒鳴ったりして従わせなければならないと思い、そのようにしてきた人が、妻子から無視されるようになったとします。
夫、父親の立場として、
「生活費や子どもの教育費を出しているのだから、家族からは感謝されてもいいはずだ」
「それなのに、妻子は当たり前だと思っている」
「それどころか、目で敵意をむき出しにしてくる」
外で一生懸命に働き、くたくたになって帰ってきたら、家族から このような仕打ち。
やるせなくなってしまいますね。
しかしながら、妻子にそのような行動をとらせているのは、あなたの気持ちや態度なのです。
外で働いているからといって
「感謝しろ!」
という態度が見え見えでは、感謝する気持ちにもなれません。
感謝は強制されてするものではなく、気持ちとして湧き上がってくるものだからです。
あなたが家族に感謝を強要する前に、あなたは家族に感謝の気持ちがあるでしょうか?
「妻が、家のことをしてくれてありがとう」
「子どもが、元気でいてくれてありがとう」
「家族が持てて、幸せだ」
あなたが仕事に専念できているのは、家族の存在があるからではないでしょうか。
その気持ちを家族に伝えることなく、「俺の存在に感謝しろ」と思っているとしたら、永遠に家族と打ち解けることはできません。
あなたは、何のために生きていますか?
あなたが仕事に頑張る理由は何ですか?
あなたが、本当に求めているものは?
まずは、ご自身の心と会話をしてみるのが、ご家族と心を通わせる近道になることでしょう。
ここまで読んでくださったあなたが、ご家族と良い関係を築くきっかけを持つことができるよう応援しています。