家が散らかっている 40代男性へ

大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。

幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。

良い夫婦関係を築くためには、その住まいである「家」は重要です。

「もっと、便利なところに住みたい」
「もっと、広い家に住みたい」
「もっと、明るい家に住みたい」

そのような願望はあるでしょうが、住んでいる家に合わせて、モノは際限なく増えていきます。

今回は、意外と夫婦関係を良いものにする「片付け」について、お話しさせていただきます。

きちんと片付いている家に憧れますね。

でも、部屋にモノが溢れていませんか?

部屋が散らかっていると、落ち着きませんね。

部屋が散らかっているということは、頭の中も整理されていないということなのです。

目の前に移る景色は、頭の中にも通ずるということです。

つまり、部屋が整理されると、頭の中もすっきりして、仕事もプライベートもうまくいきやすくなります。

とはいえ、片づけのやり方がわからない。

学校でも親からも、教わっていませんしね。

特に、小さなお子さんがいる家は、片付けても片付けても散らかります。

お子さんが小中学生でも、同じです。


仕事から帰って来て、部屋が散らかっていたら、余計に疲れてしまいますね。

仕事から帰ってきたときに、部屋がスッキリ片付いていて、ご飯ができていて、お風呂が沸いていて、我が子が笑顔で迎えてくれる……。

結婚する前は そのような家庭を思い描いていたかもしれませんが、現実は ほど遠いものです。

片付いた部屋も、食事も お風呂も、自動的に用意されるものではないのです。

もしかしたら、男性にとっては、要領よくこなせば それらが簡単にできるはずだと思っていませんか?

女性なら、家事も子育ても器用にこなせるはずだと。

部屋が片付いていないことを、奥さんのせいにしていませんか?

女性のカウンセリングの中で、夫が仕事から帰ってきたときに、散らかっている部屋を見て舌打ちされるという、奥さんの嘆きを聞くことがあります。

家を整えるのは妻の役目だと、男性は考えているのですね。


有限である時間を有効に使うため、優先順位から考えると、どうしても片づけは後回しになってしまいます。

片付けたほうがいいと思いつつ、片付ける時間が確保できないと、スキマ時間に片付けることができず、部屋にモノが溢れることになるでしょう。

片付かない部屋を見て、ますますイライラするという悪循環に陥ってしまうのですね。

では、この悪循環を脱するのに、どうすればいいのか?


「片付いた部屋にしたい」と思った人が、それに取り組めばいいのです。

片づけには、順序があります。

とはいえ、いきなり片づけを始めるのではありません。

どのように片付けていくか、片付けに関する書籍を読んでみるといいでしょう。

片づけのハウツー本は、多く出版されています。

その中で、自分に合うものに沿って、片づけをしていくとスムーズに進むと思われます。


私がお勧めしているのは、近藤真理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」です。

片づけが分析され、片づけを進めていく具体的な方法が、具体的に記されています。

近藤さんの指導で片づけを学んだ人のリバウンド率がゼロだとか!

実際に直接指導を受けなくても、書籍に沿って片づけを進めていくことができるでしょう。


まずは、「片づいた部屋で、どのような生活をしたいのか?」を考えなければなりません。

これを抜きにして、とにかく片っ端から片付けようとしても、すぐに挫けてしまいます。

それは「誰のために、何のために、なぜ、片付けをするのか?」という目的が抜けているからです。

目的なしの行動は、失敗を計画するようなものです。


多くの人が、「妻や子ども達と、安らげる家庭を作りたい」という願望があるはずです。

では「安らげる家庭とは?」

「家族が、信頼関係で繋がっている」
「笑顔に包まれている」
「部屋が整理整頓され、落ち着く空間」

などが、挙げられるでしょう。

そこで「家族が笑顔で過ごすために、片付ける必要がある」ということになります。

いよいよ、実践!


書籍を読んで「さぁ、片づけを始めよう」となったとしても、すぐ壁にぶち当たります。

片づけは地道な作業なので、雑念が浮かんできます。

「なぜ、俺がやらないといけないのか」
「本来は、女がやるべきじゃないのか」
「仕事が忙しいのに」

片づけをしない理由は、いくらでも探せます。

でも、少なくとも「私物」は、ご自身で片付けていただきたいのです。

その代表格は「服」です。


服は自分だけが身に付けるものなので、要るモノなのか要らないモノなのかの判断は、あなただけにしかできません。

「自分のモノはともかく、妻が共用部分(リビングなど)を先にしてくれたら……」と思うかもしれません。

が、残念ながら、人を変えることはできないのです。

あなたが「整理整頓された家に住みたい」と思うのであれば、まず あなたが、ご自身のモノを整理していってください。

整理し始めると、「こんなにも要らないモノが溢れていたのか?!」と、ビックリすることでしょう。

服は腐るものではないので、
「まだ、着られるから」
「とりあえず、置いておこう」
という気持ちで、そのままにしておかれたモノで、収納部分が狭くなっていたことに気づくはずです。

トップス、ボトムス、コート類、下着類、靴下。

それが終わったら、季節もの(マフラー、帽子など)や、靴。

これらの使っていないものを処分するだけで、おそらくゴミ袋4~5個くらいになるのではないでしょうか。

これだけでも、あなたの片付ける技術は上がるはずです。

次に、本や書類の片づけも進めることができるようになれればいいですね。

家のことは妻の仕事と決めつけることなく、ご自身も家族の一員として、家のことに携わってください。

その姿勢が、良い夫婦関係、良い家族関係を築くことにつながると思います。


ここまで読んでくださったあなたが、幸せな人生を送ることができるよう応援いたしております。

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