【嗜み古典】現し世憂えば、方丈記〜ついでに図書館行って、方丈記を読んできた〜
概要
を午前中に読み終わり、今日は時間もあったので、調子に乗って、『枕草子』と並ぶ日本三大随筆のひとつ
を読んできた🕺
感想
本文が40ページくらいで、『枕草子』と比べて文字も大きく短文なので読みやすい。
清少納言が活躍した時代から百数十年後の、平家全盛期から鎌倉時代初期の激動した世相を反映してか、冒頭から最後まで、
暗い💦
とにかく暗い😆
個人的には、
何でこんなに暗いし、ウジウジしてる爺さんの自己紹介なだけな文章なのに、日本三大随筆のひとつに挙げられるんだ?🤔
と読みながらでは思っていたが、一度読み終わってから振り返ると、方丈記の何がすごいって、
1000年後の人間が、辞書を使わずに読んでも、
30分くらいですんなり一読できるくらい、
文章が簡潔でスッキリしていて、
情景なんかが伝わるし、
何よりすとんと腑に落ちる
なんか志賀直哉を読んでる感じになってしまってた、、、
志賀直哉も読んでる最中は、何がスゴイかがマジでわからんくらい自然な文章なんだよねえ〜〜〜
芥川は読んでる最中も面白いなあって思うんだけど、、、💦
と、明治から大正期の文豪と比較しても、
1000年前にこんなに現実主義な随筆が書ける、
鴨長明恐るべし!!!!
先月か先々月の文藝春秋に、
方丈記を題材にした対談記事があったんだけど、読んだ感想や、その作品の魅力に関しては、
人それぞれ
なんで、オイラが実際読んだ感想は、その対談内容とは全く違ったものだったなあ。まあ、なんか言わんとしてることは分からんくもないんだけど。
別に無理に現代とかとこじつけなくてもいいかなっと💦
日本三大随筆も、
残すところ、兼好法師の『徒然草』だけだなあ🤔
方丈記にぴったりだなと、、、
米津玄師 lemom