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【嗜み古典】(感想まとめ)半歩遅れの「光る君へ」〜最終話とまとめ〜往き(ゆき)し世も をかしきことこそ めでたけれ 花も旱(ひでり)も 月ぞあはれめ
さてと、最終話も見終わったので、
最後のつぶやきまとめ
つぶやき集
ひと言
いやあ、この長い長い
令和版 源氏物語絵巻
も
つひに全て見終わり🕺
(正確には、先週の日曜日に見てるから、2回目なのに1回目のテンションで胸を張るオイラ😛)
源氏物語も古典も知らない人には、知らない人なりの
源氏物語は知ってるけど、他の古典作品は知らない人には、その人なりの
源氏物語も古典の他の作品も知ってる人には、知ってる人なりの
それぞれの楽しみ方が出来る
伏線とか小細工を適度に入れつつも、きちんと洗練されたバランスの良い作品に仕上げたNHKさんの本気はさすがのひと言😯
今月号の文藝春秋
なんかでちょいちょいつぶやいてはいたが、大石先生もさすがに
NHKさんから最初、
紫式部と平安時代を舞台に、
次の脚本をお願いできないか
のオファーがあった時には、
さすがに戸惑ったし、
引き受けるか考えたらしい
なぜなら、
紫式部含め史料らしい史料がないから😆
(👉殆ど創作に近くなるんじゃね👀❓)
てか、
そんな時代を大脚本家に依頼してくる
NHKさんの良い意味での、尖りっぷり🤤
で、しかもそれを
ここまで見事な作品に仕上げてくるんかい👀💦
美術スタッフをはじめとしたNHKの制作陣
時代考証の倉本一宏先生
大石静先生
吉高由里子さんを座長とした役者陣の皆さん
受信料を払ってるオイラも含めた国民の皆さん
素晴らしい作品をありがとうございました🙇♀️
最初に書いたと思うけど、ホント、毎年毎年、
嘘ばっかり描きやがって
みたいな
大河ドラマ評論家
が沢山いるけど、今回は、あの時代の特に女性に関しては、
そこまで史料らしい史料がない
👉何が正しい事実かなんてほぼわからない
な時代だから、
創作=新しい源氏物語
として、
逆に思いっきり楽しめたんじゃね👀💦
直秀が初出で、この物語全体のキーワード:をかしきことこそ めでたけれ
で、
『枕草子』=をかしの文学=「をかし」
は、言葉でも出てきて際立たせていたけど、対となる
『源氏物語』=あはれの文学=「あはれ」
をあえて、セリフとして際立たせず、
各重要人物の生を描いて表してる
ところも素晴らしい🤤
そんなところも源氏っぽい
まあ、すでに初回から
宮中でも権勢家として活躍(暗躍🧐❓)した兼家パパの三男坊の三郎さんをあそこまで引っ掻き回し、いろんな人を焚き付け、煽っておきながら、道長の死後の道中の最後で、
「道長さま、、、嵐が来るわ」
って、、、
いや宮中ではずっとあなたが充分すぎる嵐でしたよ、まひろさん😛
特に土御門邸では、嵐のお陰で、いつも波風立ちまくりだったかと😆
👉最終回冒頭の倫子さまの怒りは、人ごとか👀💦
とは思ったが、隆家が太宰府の件り以前から予見していたとおり、双寿が平定に向かった
平忠常の乱
その後の前九年の役や後三年の役
後三条天皇の即位=摂関政治は衰退
院政の始まり=北面の武士の出現
武士の台頭…
と、
嵐=戦乱と武士の台頭する世の到来
ってことを表しているだけだし、
全体的にすごく良いお話
だったので、
いつものノリは、ここら辺で🤫
成人したちぐさが、
陰りが見え始めた摂関政治の全盛期だった頃を懐かしみつつ、己が生を描いた『更級日記』を書くのが、ちょうど
嵐=武士が貴族社会を薙ぎ倒していく
過渡期だったのよなあ🧐
見終えて頭の中で流れた曲:中島みゆき 時代
まではやってたんだけど、久しぶりに
最後に、
ひとつ浮かんだ短歌をタイトルに載せておいた😛
個人的には、
歌は詠む人が詠みたいから詠むだけだし、
それを見た人が各々で好きなように感じ取れば良いだけ
なもので、
正確な意味を一言一句求めたり、
詠んだ人に歌の心を語らせたり、
読み人自ら歌の心を語る
季語がどうの
文法がどうの
なんざ全て
ゆーだけ野暮
👉雅じゃない
=無粋の極み
て思ってるので、
載せるだけにしとく🤫
さてと、年末年始の残りの連休で
後は個人的に、土スタの『光る君へ特集 和歌』と歴史探偵を楽しもう🕺
それも見終わって時間がある時に、録画をDVDに全部焼いて終わりかな🧐
長らく平日につぶやきを連投しまくり、
大変、ご迷惑をおかけしました💦
毎回読んでいただいた方感謝です。
ありがとうございました。
来年からの仕事中のランチでの
『光る君へ』ロスが心配😭
それでは皆さま、来年も良いお年を〜〜〜〜