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日本の一条校のインターナショナル小学校続々開校〜飛び付く前の注意事項!

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昨年はイギリスの名門ボーディングスクールのロウスクールが岩手県安比高原に開校し、今年は同じくイギリスの名門、マルバーンカレッジとラグビースクールが東京と千葉に開校しました。また、日本の一条校のインターナショナルスクールも来春開校予定で、ようやく日本にもグローバル教育が受けられる器が増えて来ました。

しかし、ご注意下さい。グローバル教育とは英語だけの話ではなく、カリキュラムがあっての話です。最悪、日本の教育もグローバル教育も中途半端と言う結果になりかねません。時代の最先端をいく学校になり物入りで入れたはいいが、結果子供の進路を閉ざしてしまった、とならない様に気を付けて欲しいと思います。ホームページや説明会では親として望む教育理念や理想が溢れていますが、大事な事はその理念や理想を実現する手段、すなわちカリキュラムであり、その結果どの様な出口、すなわち能力の獲得や進学に結びつくかが問題です。結果は未来の事ですので、説明会で見極めるのは難しいですが、実現可能かどうかはいくつかの要素をしっかり検証すれば解ります。これまでの学校説明会はどちらかと言うと学校側のお話をお聞きする、様な学校優位な関係で、中々質問などしずらい雰囲気でしたが、全く新しい環境に子供を入れる訳ですから、親としてしっかり見極める必要があると思います。過去にも大胆な学校改革をぶち上げて、魅力的な学校創りを謳っておきながら、結局できずじまいで傾いて行った学校がたくさんあります。理想を実現できる組織力があるのか、是非見極めて欲しいと思います。

そこで今日は、日本の一条校インターや海外系の学校を選ぶ際の注意点や知っておくべき基礎知識などを解説致します。

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