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【レポート】京伴祭-2024.09.22-

やあ、ミナヅキだよ。
去年、弊社が協賛したコチラのイベント…

今年も参加してきましたぞ!

最高すぎる夜なので、京伴祭の作家さんたちから感じたことを残しておこうと思う。

さて、ミナヅキは「色聴」という、音に色や形を見る共感を持っているのだけど、それぞれの作家さんの音に感じた、ヴィジョンのようなものも書いていおくね。


小畑貴裕さん

彼の音楽は、まるで「ヨーロッパの文学」のよう。翻訳された小説そのもののような、単行本を片手に、列車に乗り込むような、そんなイメージ。

詩的で、繊細で、田舎の風景を見ているみたいな、暖かさや雄大さを感じるノスタルジックな音楽。

個人的には、ガラスでできた鍵盤を弾いたみたいな、瑞々しくも堅い響きを残すピアノが好き。

原作が小説なんかだと、相性バッチリ。

ミナヅキの手がける作品の気質に合いそうなので、ラブコールしておきました笑

彼の曲を聴きながら、物語を執筆する日々だよ。

加藤達也さん

彼の音楽はまるで「砂の惑星の荒野」ような、独特の渇きや飢えを感じる。

小畑さんの音楽にも雄大さを感じるけれど、緑や花の印象が多い小畑さんの音楽より、カトタツさんの方が空間が広くて、果てのない荒野や岩場、年月をかけて風化していった土地というイメージ。

吹いた風が徐々に岩を削っていくように、音楽をそぎ落として作っているのかも…昔、そこは川だったんだ(?)

Free!とか、あれだけ水の描写が多い作品なのに、根底にはどこか飢えがある。乾いたベースがあるからこそ、瑞々しさが映えるのかもしれない。

高梨康治さん

FAIRY TAILのイメージに引っ張られている説はあるけど「火を吹くドラゴン」の印象が強い。

トライバルのタトゥーも、ドラゴンっぽい印象だった。

言い方が失礼かもしれないけど、高梨さんの音楽に感じるドラゴンって、修学旅行のお土産とかでノリで買っちゃうアレ。もしくは、裁縫セットとかで男児が一回通るアレ。

俺たちの心の中の小学生や、中学生が「カッコいい!」と目を輝かせるような、湧き起こる情熱を音楽にしてる。

だからか、楽曲が理屈じゃないシンプルなカッコよさを纏う。カッコつけているんじゃない。カッコいいんだよ。

実は1番、音楽にロマンや夢が詰まっているのかもしれない。童心の塊な気がする。

林ゆうきさん

彼の音楽には、エネルギーの途切れ目や澱みがない。1番純粋な形でエネルギーが巡り、気持ちよく放出される一点を目指している。

「全身を駆け巡り、躍動する血液」のイメージが近い(音駒高校かな)

「俺たちは血液だ。滞りなく流れろ、酸素を回せ、"物語"が 正常に働くために」

全体の流れを意識しているためか、声優さんたちの芝居や、アニメの絵の流れと、ぶつからないどころか、共振共鳴してエネルギーが増幅している!

世の法則として、同じ振幅の波を重ね合わせると、振幅が倍になって、エネルギーが強まるらしいのだ(物理学だか、量子力学だか知らんが)

彼の参加する作品は高確率でこれが起こる。劇伴奏のあるべき姿である。モノづくりをチームでする意義はここだ。

もしかしたら、林さんは、ミナヅキと同じく、理屈はさておき、感覚レベルで物体の振動、波を感じ取れる人なのかもしれない。

そういう所に、クリエイターとして惹かれているのかもしれない。

他セクションと掛け合わさり、増幅された作品のエネルギーは、気持ちよく脳みそを揺らす。

別名、バイブスをブチ上げるともいう(?)



という事で、各作家さんの音楽から感じられるイメージを、勝手ながら書いてみたよ!


音楽へのアプローチ方法も、こだわりも、表現手法も違う彼らが、また新しい化学反応を見せてくれるのが、楽しみだよ

次は東京伴祭でお会いしましょー!

チケット購入はこちらから
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2436404

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