【ボイスサンプル作り】AIに自分のこと聞いてみた-後編-
やあ、ミナヅキさんだよ。
前回ボイスサンプル作りのために、自分のデータをいくつかAIに読み込ませて、合いそうな作品、ジャンル、役柄を出力してもらったよ。
生成結果はこちらを見てね!
今回使ったAI
今回、使ったのはGoogleの開発したAI「Gemini(ジェミニ)」という子だよ。このAIについて詳しく知りたい人は、公式NOTEを見てみてね。
今回は、ボイスサンプル制作の事前準備、自己分析のツールとしてGeminiくんを使ったけど、他にも色んな使い方ができそうだったよ。
ミナヅキさんは作家だから自分で原稿を書けるけれど、そもそもセリフが思いつかないって人は、Geminiくんに手伝ってもらってもいいかもね。
最初の頃に触った時は、セリフの出力がおぼつかなかったけど、アイデア出しからセリフの執筆まで、プロンプト次第ではかなりいい感じのものが出力できるようになっていた。AIも進化してるみたいだね。
特にナレーションの原稿なんかはコピーライティングの領域だし、素人が書くのは難しいよね。簡潔に商品やサービスの良さを伝えたり、短い時間で購買意欲を誘う必要があったり…本来はその道のプロの仕事だ。
あとは、ボイスサンプルでは実在する企業、サービス、商品の名前は使えないよね。著作権に触れないように、架空の企業、サービス、商品を考えるのにも、AIはうってつけなんだ。理念なんかも考えてくれるし、名前を考えるのが面倒な時もいくつか候補をくれたりするしね。
他の生成AIと組み合わせれば、動画や音楽をつけることも可能だから、ナレーションのサンプルを動画化して、SNSやYouTubeに投稿するのも効果的かも。
ボクは自分がクリエイターだから、作品や商品そのものに生成AIを使うのはちょっと「うーん」って感じなんだけど、声優さんが営業用のサンプルを作ろうと思うと著作権フリーの素材を持ってこなきゃいけないから、色々と手間だよね。他のクリエイターさんが関わってしまうと、自由に使えなかったりするから、その点はAIを使うと便利だ。
あとは企画書や教育資料のようなものは、やっぱりAIがあると便利だなと思ったよ。シナリオも、キャラクターや世界観を学習させると、あらすじからプロットを起こしたりしてくれるから、とても助かっている。
昔、ふざけて「OK Google、あらすじからプロットを起こしといて」なんて言っていたのが、今や本当にできるようになってしまったとはね。時代は変わったね。
どんなデータを読み込ませたのか
さて、今回、分析をかけるにあたって、声優としての自分のデータを色々と読み込ませたといったけれど、みんなが気になってるのは「一体、何のデータを読み込ませたのか」って話だよね。
Geminiくんは、テキストだけじゃなく、画像や音声など異なる形式のファイルも読み込んで、複合して考えてくれるからすごいんだよ。
今回、ミナヅキが読み込ませたデータはこちら
・出演歴や宣材写真が載っているプロフィール
・ボイスサンプル
・業界人に取ったアンケート
・スタイリングのデータ
・姓名判断のデータ
・占星術のデータ
これらのデータを読み込ませて、どういう性質を持った声優なのかをAIに学習させていったんだ。
ここからはそれぞれのデータを詳しく解説するよ。実際の資料をリンクしていたりするから、流石に有料だよ。
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