男友達に告白された話。
多分、この人私のこと好きなんだろうなぁと思っていた男友達から告白されてしまった。二週間ほど前の出来事をつらつらと書き並べていこうと思う。
元々、私がこの人ありかも、と思って話しかけて二回目あたりのデート(デートというか二人で遊びに行っただけではあるが)で、見切りをつけて、友達という関係に収まっていた。
「友達だからね」
「大学入ったら彼氏ほしい」
「彼女出来たら言ってね」
上記のような発言を繰り返すことで、相手が恋愛対象ではないことを伝えていたつもりである。というかこの発言でさすがに気付いてくれるようなタイプの、優しい男の子であったことは間違いない。
しかしながら、その一方で思わせぶりな態度を私が取ってしまっていたことも事実である。いかんせん、私はくっつくのが大好き。ハグは大好きだし、正直横に座っているときは体のどこかを隣の人とくっつけたい。ずっと首に顔を埋めていたい。手をつなぐのは恋人としかしたくないけど、密着していたいのである。
相手からしたら、片思い相手にそんなことされてたまったもんじゃなかっただろうなぁと冷静に考えてしまうわけだ。(今美酢を飲みながら書いてるけどすっぱすぎて死にそう。入れすぎた)
告白されたとき、相手が「言いたかっただけ」と告げた。そして「これからも友達として仲よくしよう」という話で落ち着いたのだが、そのあとがダメだった。
正直、こちらとしてはその話はそこでおわりだったのだけれども、そのあと送られてきたラインも、告白の話題が振られた。もうこちらとしてはお腹いっぱいである。というか、好きでもない相手から恋愛的な好意を向けられるのはストレスでしかない。それを立て続けに、面と向かって言われた後にこれでもかというほどの長文で言われたんじゃ、困る。
そのあと何回かやりとりしたものの、どんどんストレスに感じるようになってしまった。ちゃんと「そういう目で見ていない」といえばよかったのに、「友達として」という曖昧な言い方をしてしまったのがよくなかったのだろうか。
というか、普通に考えて、振った相手と今まで通り接せられるはずもない。ちょっとラインが来るだけで、キモイと思ってしまう。ていうか普通にキモイ。察してくれ。距離を取りたいんだ。という感じである。
そうしてつい何日か前、結構素っ気ない返信をしたあと、既読スルーをしてラインのトーク画面は動いていない。このままでいい。多分、次ラインが来たら私は彼のことをブロックしてしまう。
人として大好きで、尊敬している人をブロックしたくない、というただのわがままである。