フリーランスがお役所関係の情報収集するには電話が有用です!
はじめまして。
メタップスでre:shineと人事労務を担当しているイケダ(@m_ike)です。
re:shineのツイッターで「#教えてリシャイン」というものを1年やってきました。
例えばこんなツイートをしていました。
これらは、フリーランスや副業・複業をされている方、これから始めてみようと考えている方の役に立つような情報、長期的なライフステージの変化への備えや生活の少しお得になるような情報を発信しています。
これらの情報は、私たちとしては知っている情報ですが、いざ発信するとなると、正確な情報が必要になるため、私は下記のような手順で調べ、確認しています。
「#教えてリシャイン」で発信する情報は、法律や国・自治体等の制度に基づくものが多く、1次ソースとして行政機関等のHPを確認しますが、法律や通達をそのまま書いても何をどうしたら良いのか伝わりません……。
その情報を分かりやすく解説してくれているサイトを探し、記載されている内容が正確なものかどうか1次ソースとの突合せをするという地道な作業を行っています。
この中で生じた疑問や、未発表・決定待ちの事柄については、思い切って関係省庁などに電話で確認をしてしまいます。
どれだけ時間を費やしても、決まってない事は検索しても出てこない!
行政機関等のHPには、所管部署の問合せ先が記載されていることが殆どなので、迷うことなく電話をかけます。
人事労務業務で生じる情報収集の際にも、電話確認(相談)は有用でした。
電話での問合せの時は、こんな事を心がけています。
電話での問い合わせの際には、下記の3点について心がけています。
① 地方の行政機関に電話をかける
育児関係手続きなどは、届出書類が異なる為、居住地の自治体に確認するのが一番ですが、全国どこでも制度が変わらない事であれば、地方の行政機関の方が、待ち時間が少なく、丁寧に教えてくれるケースが多いです。
税務署や、入国管理局への問合せは、この手を使います。
② 2つ以上の機関に確認する
制度開始時や季節的対応(確定申告等)に設置されるコールセンターは、手続きの方法は教えてくれても、制度の内容やメリット・デメリットなどの説明が出来ない担当者も多いです。そんな時は、管理をしている元の行政機関や関連しそうな機関に問合せをします。
私は、次のように問合せをしました。
・インボイス制度について
→ コールセンター、渋谷税務署(2回)、国税庁、公正取引委員会
・新型コロナウイルス水際対策(入国・出国)について
→ 厚労省、外務省、入国管理局、保健所
問合せ先によって異なる回答になる場合は「ここではこう言ってましたけど、どちらが正解ですか?」と直球で質問したりもします。
③ わかったテイでは聞かない
大人になるとなかなかわからないまま質問するというのは勇気がいりますが「分からない事ばかりなので教えて欲しい」というスタンスで電話をかけます。イメージとしては確認というより相談というスタイルです。
全くの初心者レベルだと、詳しい事まで突っ込んで聞けないので「インターネットで調べた」「役所や官公庁のサイトで確認した」際にメモした内容を踏まえて、手続き書類はいつ公表になるのか?施行日はいつになるか?等を教えてもらいます。
話の流れでは、この制度って面倒ですよね…… メリットあるんですかね……
など正直な感想も交えて話して大丈夫です。話が上手くいくと、今後の改正の行方などを聞けることもあります。
あと重要な点として、電話をかけた際には、対応者の部署名・氏名、内線番号等を確認しましょう。
この情報があることで次回の電話がかけやすくなりますし、他の方が対応することになった場合でも、「以前、○○さんに相談したのですが」と伝えることで、スムーズに対応してくれる事が多いです。
もし対応者に名乗って貰えなくても、あまり気にせずに電話を終えます。
また同じような問い合わせや質問が多いと思われる場合は、相手の方に「教えてくれてありがとう」の気持ちを伝えて電話を切ることを心掛けています。(そうならない対応をされる事も時にはありますが……それでも気持ちが伝わるように心がけています。)
今時「電話?」と思うかもしれませんが、インターネットで情報収集しやすくなった今だからこそ、多くの情報の中から正しいものを見極める為にも、電話確認は正確な情報を得る事が出来、時間短縮も出来る、有用な方法なのです。
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