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2024年を彩った映画10本

毎年どこかしらに残しているので
今年はnoteでまとめます!
2024年は劇場鑑賞59本でした。
順位はつけずに鑑賞順でつらつらと。
(10本といいつつちょっとオーバー)

哀れなるものたち

記念すべきnote一本目の記事。
書く力が湧いたのにはそれなりの理由があります。
やっぱり忘れられない印象的な主人公ベラ。
衣装も美術も最高な一本でした!

夜明けのすべて

「この人たち、どこか別の街で暮らしてそう」
観終えたあとにそう思える映画が好物で、
藤沢さんと山添くんはまさにそんな人たち。
みんな色々あるけど頑張ってたり頑張ってなかったりするよなと
今年観たなかでも一番そこに居るという実在感が強かった一本。

ゴールド・ボーイ

打って変わって最悪の二人が織りなすアンサンブル。
こういうのも大好きです。
どこに連れて行かれるか分からない最狂ジェットコースター!
地面師たちでイカれたおしてた北村一輝が
これまたとてもいい演技をされているので是非!
(どちらも南の島で酷い目にあう)

Furiosa A Mad Max Saga

あらためて物凄い映画だったなとつくづく思う。
一本の映画として成立させて、前日譚としても完璧。圧巻。
演技も撮影も良すぎてシーンひとつひとつがバキバキにキマっていて。
ボミーノッカーはやっぱり良いセリフだったなー!

Mommy

映画は監督のものだと改めて感じたドキュメンタリー。
執念は人を狂わせるし、狂ったものは面白く見えてしまう。
今年はミッシングでも報道のあり方を考えさせられたけど
これもまたそんな一本でした。

HAPPYEND

夜明けのすべてと同じく、
どこかにいてくれそうな主人公たち。
大人から見た青春を観せてくれているようでもあり、
一緒に育った幼馴染のようでもあり。
友人との距離感の変化がリアルで、
最近会っていない人に会いたくなる一本。

パミョ(破墓)

無条件で超大好きな一本!
ルパンみたいなプロ集団お仕事モノ大好きです。
役者陣の顔と儀式のトランス感。
土地に根付いてしまった因果。もう降参です。
女神の継承(2021年)にも近いものを感じました。

動物界

生きているうちにこんな映画にどれくらい出会えるだろう。
間違いなく今年ベスト級の一本。
ファンタジー要素が妙にリアリスティックで、
空を飛べたらという想像を現実で打ち負かしてくる。
爽やかに泣ける傑作。

どうすればよかったか?

監督が映画と自分の人生をもって
このタイトルをたたきつけてくるような映画。
やるせなさや切なさ、処理しきれない感情を抱かざるを得ない。
家族というものに目を向けさせられるドキュメンタリー。

胸騒ぎ&スピーク・ノー・イーブル 異常な家族

日本ではオリジナルとリメイクを同じ年に観られた貴重な作品。
あえて両方あげさせていただきます。
同じ筋書きだけどかなり違う描き方をしていて
個人的にはどちらも大好物。
エンディングは異なるけど両方とも秀逸な二本。

番外編 関心領域&Civil War

番外編として関心領域とCivil Warを挙げようと思います。
戦争をあまり直接的に描かない戦争映画です。
米大統領選等、思いもよらなかったことが起こった2024年。
Civil Warは大統領選の副読本的鑑賞が興味深い映画です。

今年一年、お付き合いいただいた方
まことにありがとうございました!
映画は勿論、来年はウイスキー関連の記事も書ければと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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