地区活動のハマるフルタイム会社員 小学校の保護者のつぶやき
こんにちは。ぽん子です。
11月も半ばを過ぎましたが、気温は持ち直し、紅葉が進みませんね。
見守り活動の件で、あくまでも子育て中の一保護者として感じていることをお聞きして、地域でできることを考えてみるというランチョンミーティングを開催しました。
子どもたちの安全・安心は大丈夫か?
今回の趣旨は、登下校の見守りを含め、子どもたちの安心安全、この地域で生活している自分たちも気持ちよく過ごせるために、今できることを構築すること。
①今の現状 見守り活動はPTAで十分なのか?
②見守り活動に賛同してくださる方を増やすアイデアはあるか?
③地域で子育て全般を応援するようなニーズがあるか?
私が小学生の保護者だった頃
当時はPTAの役員の方が、保護者からの紙のアンケートを取りまとめて、定期的に当番表を配布。
実際に立ったかどうかの確認は、してませんでした。
今の見守り活動
今、コロナ禍を経て、大きく変わっていました。
カレンダーに、担当するクラス名を入れたプリントを各家庭に配布。
見守り活動をするポイントは複数あり、各自可能な場所に立ってもらう、という仕組み。誰が立つ予定かどうかは、分からないそうです。
実際のところ、立つ予定なのか?立っているのかどうかを確認するすべは無く、機能していないのではないか、という感じだそうです。
PTAの現状
私の頃は、役員のなり手がいなければ、くじ引きで決めるという仕組みでした。
今はくじ引きで当たったら、「PTAに加入しません。」となるので、この決め方では決まらないのだそうです。
PTAに加入しない=役員をしない、ということだけではなく、会費も払わない。
運動会の後の記念品、卒業式のお祝いの紅白饅頭。これらはPTAの会費で賄われています。
「子どもには罪はないので、非会員の子どもであっても、平等に配布しているんです。」
給食費を払わずに、給食を食べている、というのと同じ状況が起きているということです。
モヤモヤする話ですが、非会員の子どもに渡さないようにするには、とても手間がかかると思います。ひとりずつ名前でも書いておかないと、配る子なのかどうかわからない。。
そこまでして区別するのも、無理な話です。
PTAという組織の問題
PTA役員は毎年交代します。
仕事がわかって慣れた頃に、終わってしまう。
「お子さん1人につき、在学中に1回は役員をやる」ですが、本部役員をやった場合は、今後PTAの役員は免除されるそうです。
尚の事、わかっている人がいない状態になっているのかもしれません。
忙しい保護者たち
高齢化が進み、担い手が減っている。女性も働いてほしいという世の中になっていますから、平日の日中に用事があるPTAの役員は、なり手がいないというのも理解できます。
この地区のPTAは、基本的に女性が多い。両親それぞれがPTAの構成員という地域もあるのでしょうけれど、ここはそういう場所ではありません。
この地区は戸建て住宅のエリアなので、子どもが複数のお宅も多い。
専業主婦は時間があるように見えている方もいらっしゃると思いますが、3人いればそれぞれの用事があり、その隙をぬって家事をこなさねばならず、フルタイムと負けないくらいハードワークなんです。
しかもオフがない。
少子化が進む中、子どもを生んで育てて、仕事もして、介護もして。
あれもこれもと要求されては、やってられないという気もします。
解決策はないのか?
地域は地域で、高齢化が進み、漠然とした不安を持っている声がある。
子育て中の人は、色々と多忙。
何か接点を作ることで、困りごとの解決ってできないものかしら?
末っ子の幼稚園お迎えまでのタイムリミットの中、実はアイデアが湧きました。
ただし、学校側の反応が読めないので、まずPTA役員と学校との会議で提案して、反応が良ければ自治会の方で具体的な体制の検討に入る予定です。
立場が違うと見える風景は違う。
そこを埋めるのは対話。
初対面の二人でしたが、話をしていて、新しいアイデアが生まれました。
これが運用できるまでには、整えるべきことは色々とあるのですが、新しい「つながり」になるといいなあ、と思います。
つづく