【Zwift】フレーム+ホイール総合ランキングを作成してみた
★↓最新ランキングはこちらを見てください
~以下は古い記事ですが、ランキング概要説明等参考に残しておきます~
■結論:上の表がほぼすべて
上から入手可能レベル順にその時点で作る価値のあるものをピックアップしています。AEROとWEIGHTの値を見て機材選択の参考にしてください。
機材関係の記事は下記マガジンにまとめてあります。
~以下内容詳細~
Zwiftinsiderにてフレーム・ホイールの総合ランキングが公開されています。
ホイールの総合ランキングで、DT Swiss ARC 62 が最上位に位置しています。これを見た人はDT Swiss ARC 62が最も優れたホイールのように思うかもしれませんが、実際にはそうでもありません。
このランキングは、エアロ性能の順位と重量の順位を足して低い順に表示しています。
DT Swiss ARC 62はエアロ順位が8位、重量順位が4位で合計12になります。Zipp 858/Super9はエアロ順位が1位ですが、重量順位が28位で合計29になり、総合順位では14位とDT Swiss ARC 62よりずっと低くなっています。
極端な話、重量が1gずつしか違わなくても順位は1位から最下位まで付きますが、この場性能差はほとんどありません。一方ホイールは、エアロ性能差がフレームよりかない大きくなっています。
今回は、出力への影響を加味してフレーム・ホイールの性能差を一覧にしたいと思います。
0.※更新内容・総合No1フレーム Canyon Aeroad 2021を追加 ⇨下方修正により再び更新(20/10/末)
■10/末更新内容
総合No1フレームとして華々しくデビューしたCanyon Aeroad 2021でしたが、あっさりと下方修正されてしまいました。
まずWEIGHTの星の数が4から3に減りました。獲得できるレベルが23から10に下げられました。
これによって、軽量No1でエアロもかなり優秀で総合No1のフレームから、エアロは優秀で軽量も悪くはないフレームとなりました。
それでも総合No2なのでとても優秀なフレームです・・・でもね・・・がっかりです。軽量No1というところに大きな存在価値があったのですが、凡庸になってしまいトロン入手後の存在価値はほとんどなくなってしまいました。
なぜわずか1ヶ月と、こんな短期間に下方修正されてしまったのか??あまりに短すぎたので単純にミスっただけの可能性もあります。
現実世界の発表とほぼ同時に実装されたのはマーケティング・宣伝としの目的が大いにありそうです。そうするとあまり入手レベルが高すぎると、入手できる人の数が制限されて宣伝効果としては十分ではありません。
よって入手レベルを下げてより多くのユーザーが入手できるようにしたのだと思います。そうすると、レベルの割に性能が高すぎてゲームバランスが崩れるので、重量の下方修正を行ったのだと思われます。
Canyonには Ultimateという軽量グレードがあるので、Canyon UltimateよりもCanyon Aeroad 2021の方が軽いというのは商品の立ち位置が分かりづらくなって良くないとなったのかもしれません。
Specialized Tarmac SL7もレベル5で入手できる割にけっこう優秀というスペックでした。今後マーケティング目的で新登場するフレーム・ホイールは、低レベルの割には高性能といった登場の仕方をするのかもしれません。
■コンプリートしている場合の選択肢
Tronバイク・レベル45のZipp 858/Super9まですべて手に入れている場合は、下記表から選べば間違いありません。
Canyon Aeroad 2021が最軽量でなくなった為、再びTarmac Proが最軽量となりました。
Tronバイクよりも軽量な組合せを作ろうとした場合、ホイールの方がエアロの悪化が大きい為、まずフレーム側の軽量化を考えた方が効率的です。
Canyon Aeroad 2021が下方修正された影響で、Tronより軽量化しようとすると、どうしてもエアロが大きく悪化してしまいます。
結果的に、ヒルクライムレースや、After Party系の登ってゴール以外のレースでTron以外を選ぶメリットがほとんどなく、再びTron一択状態に戻ってしまいました。
※更新後
1.エアロと軽量化の比較
エアロと軽量化の効果を単純比較できないのは、そもそも効果がある場所が違うからです。
平坦・下りでは、ほとんどの抵抗が空気抵抗になるので、エアロ効果が支配的です。
一方時速が15km/hを下回るような登りでは、ほとんどが登坂抵抗となるので重量の影響が支配的です。
なのでここはエイと決めてしまうしかありません。ほぼコース全体に渡って効果があるエアロと登りだけだが勝負所となる重量。
ここではエアロ効果1%と軽量化1%を同じとして、総合性能を比較していきたいと思います。
2.フレーム・ホイール総合ランキング
早速ですが、下のグラフの通りです。
Canyon Aeroad 2021の重量悪化となりましたが、依然総合No2ではあります。
ホイールはエアロ性能差が重量差に比べ大てきいので、ほぼエアロ順になっています。
3.フレーム+ホイールの組合せ性能
上のグラフに載せたフレームは51個、ホイールは29個あります。単純に組み合わせると1479通りもあります。今回はどの組合わせの性能が高いかを調べるのが目的なので、性能の低い組合せは省略していきたいと思います。
このルールで選定、Canyon Aeroad 2021を修正すると下表の35通りとなります。
Canyon Aeroad 2021はレベル10で手に入るフレームとしては極めて優秀で、しばらくはCanyon Aeroad 2021+DT Swiss ARC 62が基本の組合せになります。
レベル13でZipp808を手に入れるとCanyon Aeroad 2021+Zipp808の組合せはエアロも良く軽量もそこそこで強力な組合せとなります。
AEROの列はエアロ最高となるSpecialized Venge S-Works+Zipp 858/Super9の組合せに対して、何%悪いかを表しています。
WEIGHT(%)は体重65㎏+最軽量のSpecialized Tarmac Pro+Lightweight Meilensteinに対して何%重いかを表しています。%の表示は小さい程高性能ということになります。
表はアンロックされるレベル順に並んでいます。これからZwiftを始める・まだレベル5以下の場合は、上記表を参考にしながら、上から乗り換えていけば良いことになります。
その時点でエアロ最高の組合せは青、最軽量の組合せは赤、AERO+WEIGHTの%を足し合わせた総合性能が最高になるものは緑で色付けしてあります。
4.フレーム+ホイールの組合せ性能 総合順
やはり総合ではTron (Concept Z1)が1位となります。
※上で書いた通り、既に上位互換がある組合せは省略してあるので、全組合せでのランキングではない点ご注意ください。
例えばSpecialized Venge S-Works+Zipp 858は上の表の4番目相当になりますが、Zipp 858獲得時点で上位互角のTron (Concept Z1)があります。
そうするとSpecialized Venge S-Works+Zipp 858の組合せは性能面では選択する必要がないので省かれています。
5.フレーム+ホイールの組合せ性能 エアロ順
6.フレーム+ホイールの組合せ性能 軽量順
Lightweight Meilensteinは軽いですが、エアロが極端に悪いので登りオンリーレース(Alpe,Ven-Top等)専用になると思います。