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【マーケティング実践①_₃】⒊商品を購入することで得られる効果を具体的に

 この作業は、マーケティングの「ターゲットを絞る」と「ペルソナ設定」に繋がる作業です。「ターゲット」はまだ馴染みのあるカタカナですが「ペルソナ」ってなんやねん?ですよね。他のカタカナ語よろしく、日本語に訳せるんですよ。なんで誰にでも分かる言葉にしないのか不思議でなりません。IT企業に勤めた経験もあるので思うところあるのですが、カタカナ語を多用することで、「お前さん、そんなことも知らんのか?ドヤッ」(あくまでも歪んだ個人の感想です)という空気を感じてしまうんです。ペルソナとは短く言うと「仮想の典型的な顧客」です。

⒈商品を購入して得られる効果をリスト化する理由

 購買という行動の元にはその商品に対する欲求があります。欲求のない人にいくら商品の価値を訴えても購入には繋がりにくい。ならば、その商品を購入する理由のある人にピンポイント(であろう箇所)に価値を訴えれば効率がよい、ということです。ですから、商品を購入して得られる効果を明確にして、効果を得たいであろう人に見当をつけて、集中的に効果を訴えるために分かりやすく短い言葉で得られる効果をリスト化していきます。

 コツとしては簡単且つ短く、です。形容詞は無しです。


⒉商品そのものの効果を探る

 前回までの作業で商品が明確になりましたので、ここから考えていきます。

★子育てセミナー(ベーシック)1種類
★素質応用理論講座(基礎)1種類
◎子育て入門講座
◎子育てプレミアム講座
◎素質応用理論オンライン講座
◎素質応用理論勉強会

⇒子育ての参考になる
⇒素質応用理論の知識が得られる

⒊特徴から効果を探る

 次は特徴から探ります。

①国家資格、コーチング、心理学、思想系に至るまでの10の資格と知識
②素質応用論についての知識と診断
③素質応用理論を使っての自身の子育て成功論
④上海ネットラジオで子育て番組を持ち、12万ダウンロードの実績
⑤講座受講者数延べ3,000人以上

⇒専門(実際は具体的に何の専門なのかを挙げます)的に勉強した専門家の意見が聞ける
⇒素質応用論で自分や周りの人の素質(特性)を知ることが出来る
⇒素質(特性)をどのように扱うかが分かる
⇒素質応用論の観点からのアドバイスが貰える
⇒たくさんの人が聴いた講座が受けられる


⒋まとめ

 効果がリスト化できたら、矛盾がないことを確認しましょう。例えば、
⇒痩せられる
⇒ふくよかになる
というような逆のワードが出た場合は、○○だけど△△のようにくっつけると矛盾を打ち消せます
⇒体重は減るが、やつれて見えない
といった具合です。

確認をしてみますと。。。

⇒子育ての参考になる
⇒素質応用理論の知識が得られる
⇒専門(実際は具体的に何の専門なのかを挙げます)的に勉強した専門家の意見が聞ける
⇒素質応用論で自分や周りの人の素質(特性)を知ることが出来る
⇒素質(特性)をどのように扱うかが分かる
⇒素質応用論の観点からのアドバイスが貰える
⇒たくさんの人が聴いた講座が受けられる

大丈夫ですね。

 ここまで挙げると気付く点がありまして、ここでいうと「素質応用論」ですね。これに対して特化している商品である、ということが見えてくるかと思います。つまり、この商品の推しのポイントは「素質応用論」ですね。ただ、「素質応用論」の考え方がメジャーではないので、これをいかに短く分かりやすく説明するか?という問題が浮き彫りになってきました。

 次回は次の作業に進みたいと思います。

 

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