「本当に自由な留学をしたいなら、子供が小さいうちに来たほうがいいんでない?」と思ったので書いてみる
KL郊外からこんにちは。おかん東雲です。
2023年9月から6歳、1歳を連れて母子でマレーシアにきております。
こちらではKL郊外から偏った独り言をお届けしていきたいと思います。
さて、早いものでマレーシアに母子留学にきて半年が経過しました(2024年3月現在)。今回はこちらで様々な日本人の方にお会いして「やっぱりマレーシアに来る決断を早くしてよかったな」と思うことが沢山あったのでまとめてみました。
「うちの子まだ小さいしな…留学は気になるけど…」と思っている方々の判断の手助けに少しでもなったら嬉しいなと思います。
※一般的に言われる「英語の学習が早い!」みたいなのは書いてないです…笑
■結論:6歳で来てみたけど、早く来てよかった
私には6歳、1歳の子供がいますが、周りを見渡すとマレーシアに来たのは早い方。日本でいう小学校中学年前後で来ている方が多いなという印象です(偏った統計)。
最初はあと3年くらい遅らせようかと考えていましたが、半年経過して思うのは
早く来てよかった。圧倒的に。
なぜなら沢山の自由がそこにある。
以下、上記に関わらないことも含めてざっくりと理由を綴ります。
■自由な留学が出来ると思った2つの理由
帰国を視野にいれた場合、学力と文化の差に悩むことが少ない
これが「自由な留学」という視点からの結構深刻な悩みの1つだなと思っています。高学年になると特に国語(漢字)・算数(日本は難しい)に関して悩む方が多く、こちらで日本語で開催される塾に通う方もいらっしゃいます。また、「自由すぎる学校だと日本に帰ったときになじめないから、アカデミックな学校しか選べない」と言う方もいらっしゃいました。
我が家はまだまだ縁遠いお話…学校選びも習いごと選びも日本との歳についてはあまり考えておりません。
・入学難易度が低く、学校を自由に選べる
Y3くらいから学校入学の難易度(必要な英語力)が変わる学校があります。早いところだとY1からエッセイを書けないだめ!とかも見たことがあります。
入学難易度が高い学校がいい学校というわけではありませんが、学年があがるほど「そもそも入れない学校」が増えてきてしまうのは確かです。
まぁ、うちはそもそも難易度低い学校に入ったからあんまり関係なかったですけど…笑
以下、その他の面で「早いほうがいい!」と思った理由をまとめます。
■理由1:金銭面の話
かかる費用が少なくて住む
学費は学年があがるごとにアップします。年齢があがると休日のアクティビティ代もアップ。小さいとコンドミニアムのプールや小さなプレイグラウンドでも子供の暇をごまかせるけど、大きくなるとそうはいかないですよね、、マレーシアは休みが多いです。覚悟してください。
もちろん体が小さいので、食費や日用品にかかるお金も少ないです。
円とリンギットの関係がまだいい
現在31-32円/RM1。数年前と比べてると円安になってきているそうなので、今後どうなるは不明です。
■理由2:子供の話
選択をミスったときに挽回しやすい
(よほどのことがない限り留学を「ミス」とは一切思わないですが一旦置いといて…)挽回できないミスはありませんが、選択ミスに気がつくのは早いに越したことがないです。そう思うと思いきった選択もしやすい。
友達間のトラブルがえぐくない
残念ながら「いじめ」の話はちょくちょく聞きます。うちの子も一瞬いじめられかけたのですが、今ではもう仲良し。何があった教えてくれ。
年齢があがるといじめの質が高くなる(証拠を残さない、ジャッジし辛い内容になる)という印象を受けました。嫌なら転校してしまえ!が簡単に出来る国ですが、そういう点からも年齢が低いほうが気軽です。
思春期前の子、扱いやすい
子供に「扱いやすい」とは失礼ですが、本当にそう。思春期の子供とぶつかっているお母さんを見ると「が、がんばれ…!」と心のなかで頼まれてもいない応援をしてしまいます。
海外生活は日常生活がストレスの連続です。ストレス要素は少しでも少ないほうがハッピーです。
■理由3:自分の話
・自分の体力がある
もうその通り。でも今でもぎりぎり。
・周囲に年上の方も多く人生を学べる
これは環境によりますが、私は今いる日本人グループの中で若い方。周囲の方の生き方や考え方を聞きながら自分の5年後10年語を想像しています。有難うございます。
・子供とべったりできる(いい悪いはさておき)
日本と比べて家時間がめちゃくちゃ多く、子供といる時間が増えます。学年があがると「家にいても会話なんてないよー」という声も聞きますが、我が家はもう四六時中「おかあちゃん!ねぇねぇ!きいてぇぇぇ!!!」です。うん、貴重な体験をありがとう(遠い目)。
■もちろん、デメリットだってある
色々良い点を書きましたが、苦労するところもあります。
・行動は制限されるかもしれない
一人っ子やふたりとも小学校低学年!みたいな場合は当てはまらないかもしれませんが、我が家は1歳がいるため行動はかなり制限されます。外食はほぼしませんし、1日中遊びに行くこともありません。ごめんよ長男。
・日本語のフォローが結構大変かもしれない
ぎりぎりひらがなが読めません。日本でZ会をやっていましがた、早くも忘れ去られています。仕方ない。人間は忘れる生き物だもの。
今はまだ日本で言うところの小学校入学前なので日本語は放置ですが、これから少し大変になるかと思います。
■終わりに:※個人の感想です
以上が半年暮らして思った、私の忌憚ない意見です。早く来るに越したことはない。やっぱりそう思います。
何を目指すのか、許される資金と期間はどれくらいか、自分と子供はどんな性格か、などにもよって判断基準は大きく分かれると思います。自分たちにとって何はベストか、是非じっくり考えてみてください。
早いほうがいいとはいいましたが、ベストなタイミングがそれぞれのご家族にきっとあります。
マレーシア留学を考えるすべての人が、少しでもいい選択が出来るよう、心よりお祈り申し上げます。
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