My son's story〜長男編〜

今日は少し私とこどもの
ことについて書いてみようと
思います。

■長男のこと

だいぶ露出しているのでご存知の
方も多いかもしれません（笑）
長男はこの春、大学生になりました。
3月から仙台での一人暮らしが
始まり、12月から始めていた
Liberal Creationの立ち上げに
全集中していた彼ですが
4月に入ってからいろいろな出会いや
出来事によって揺れ動く時期が
きているようです。
きっと彼なりの道を見つけて
動いていくことと思いますので
私は彼の出す答えをみなさんと同じ
立場から見守っています。
そんな長男ですが、最初から
こんな感じだったわけではありません（笑）

■長男〜小学生時代〜

特別勉強ができるわけでもなく
特別運動が得意なわけでもなく
低学年の頃はポケモンが大好きで
グミさえあれば生きていけると
豪語していた普通の男の子でした。
この頃の私は、「勉強が大事」だと
思っていた頃で、通信教材をやらせたり
塾に通わせたりと本人の意志は確認せずに
いろいろとレールを敷いていました。
そして、男の子だからスポーツもできた
方がいいんじゃないか？とこれまた
本人の意志を確認せずに
「サッカーがいい？バスケがいい？」と
選択肢を用意して選ぶしかない状況を
作っていました。
こうして彼は小学校6年間、私の敷いた
レールの上を歩く”いい子”として
成長していきました。
高校生になったときにこの頃の話を
したことがあったのですが、彼は
「嫌だとか言える空気はなかった」
と、言ってくれたので心底謝りました（笑）
ただ、「数学を好きになったのは
点数が取れるようになれたからだから
勉強をさせてくれたことは感謝している」
と言ってくれたときは心の中で大号泣でした。

■長男〜中学生時代〜

部活どうするのか問題が中学入学で
すぐに浮上。私自信がまだ長いものに巻かれて
おけば安心という心境にいたため
何か入った方がいいのでは？という思いも
ありましたが、彼は「入らない！その代わり
勉強する！高校は山形市内にいく！」と
この時点で決意をしていたなぁと改めて
思い返して気付きました。
この当時、まだ部活は絶対に入るものという
空気が強かったため、部活動とは・・・の
文献を探し”任意である”の文言を武器に（笑）
長男とともに学校へ行き校長と話をして
部活動に入らないという決断を認めてもらいました。
（今は中学校側も柔軟になってきているようですね）
そこからの彼は、誰にも負けない！という気持ちを
持って勉強に一直線だったように思います。
この頃、後述しますが次男のことで
私自身の思考が大きく変わることがあり、
長男の意向は全面的に認めて協力する体制を
取れるようになったことは、私と彼の関係性が
親子ではなく同志となっていくきっかけと
なりました。とはいえ、すぐに変わったわけでは
ないので最初の頃はまだまだレールを敷きたくて
ウズウズしている私もいました（笑）

■長男〜高校生時代〜

中学入学で宣言していた通り
山形市内の高校に合格した彼は
毎朝５時起きの生活がスタート
しました。学校へいくまで１時間半
電車に乗り、山形駅から自転車で
学校まで。そして帰りも１時間半。
時間を見ながら動くことを学び
時間が有限であることを知った
3年間だったのではないかなと
思います。時間のコントロールを
自分でやらないとただただ時間が
過ぎてしまい何も力にならないことに
ちゃんと気づいていて
自分を管理するためのベストパターンを
試行錯誤しながら探していた時期でした。
友達や恩師から多くのことを学び
私は彼が必要とする場合のみ力を貸す
立場になりました。それは
手を離すきっかけとなり、見守るという
ことを実体験したタイミングでした。
最初はいろんなことで口を出したくなる
こともありました（笑）でも、
私が言おうとしていることなんか
彼自身が一番わかっていると思い返し、
ぐっと堪える時間を持つように
なりました。だんだんと慣れてくるもので
まぁいいか、と思えることが増え、
彼の人生だから大丈夫と信頼できるように
なってきました。
だって、今まで小さい頃から見てきた我が子。
大丈夫に決まってます（笑）
進路選択では大いに悩み、彼自身で出した結論。
応援することが私のできることでした。

■そして今の長男は

私の近くにいる人はご存知かもしれませんが
2021年4月に大学に入学をした彼は
今、1年間の休学を決めたようです。
もちろんただ休む、ではなく
大学側へしっかり自分の意思をプレゼンし
理解を得た上での決断だ、と報告を受けました。
自分の人生をどう生きていきたいか
考えて動ける力を持っていることを知って
私は「もう大丈夫だな」って思えました。
きっと困難にぶつかっても助けてもらえる
仲間や先輩、コミュニティーを
持って自分の道を切り拓いていけると
確信しています。
今回は、長男がテーマでしたが
次回のnoteは次男をテーマに
書いてみようと思います。
実は、私の思考が大きく変わったのは
次男が深く関わっています。
あ、最後になりますが
長男のやろうとしていること
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